捜索板

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1 中/原/中/也
薄氷、
……手前がどうにか死に損なっている事に一縷の希望を抱いて。

鍵は、手前が出て行ったのはこれで三度目。俺はシガレットケースの中に一本だけ、手前の愛煙する銘柄を入れている。結局、揃いだと云っていた土産が何であったのかを俺は知らない。

…本当に手前は浮き世とおさらばしたのかも知れなくて、俺だって今度こそはもう帰って来ねえのかもなァと内心じゃ思ってる。それでも限界なんだよ。影ばかりがチラつく。思い出す。追い縋って絶望する。今日も、明日も、明後日もその先も…手前に触れられない事に。

これも手前にとっちゃ押し付けがましい感情なんだろうか。

連絡先は変わってねえよ。この記事からでも、勿論。
生きているなら、「もう一度」を叶えて欲しい。優しくなんかねえのに耳に馴染んで気の落ち着く、甘ったりィ手前の声が好きだった。…忘れたくねえんだ、太/宰。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない(はい/いいえ)]
はい

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