完なり オリジナルBL 攻募集

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1 魔術師
魔の森の魔術師(FT)
──凶悪な魔物の跋扈する魔の森に、一人の魔術師が住んでいる。
人ならざる彼の屋敷にもしも迷い込めば、怪しげな術の実験台になるか、毒薬の材料になるか、ペットである魔物の餌にされるか……しかし、運が良ければ或いは、叶わぬ望みをも叶えてもらえることもあるという。

──命を賭してでも望むものがないのなら、命知らずの強者でないのなら、人ならざる者でないのなら、魔の森に踏み込むな、彼の人の屋敷に踏み込むな。そこには一粒の奇跡と、想像を絶する絶望と恐怖が待っている……。


……等と、森に隣接する村の奴らに好き勝手に噂されているのが私だそうだ。
使用人からの又聞きで聞き及んでいる程度だが、あーいーつーらぁ〜、私が顔を見せないからと言いたい放題言ってくれるな!? あ、そうだ、次に村に卸す蜂蜜酒に腹下しを混ぜてやろう。ククククッ……! ネチネチじわじわ1週間くらい地味な下痢に悩まされるヤツにしてやろう。悪い病気にでもなったかと不安にかられ、私のもとまで泣きついてくるがいいっ!
……おっと、クールダウンだ、落ち着け私。おっほん。

さて、魔の森に一人で住む魔術師こと私の家へ、何かしらの理由を持って訪ねてくる男を探しにきた。
まず先に、探している者の条件を挙げさせてもらう。


【募集条件】
・背後さん利用規約に違反しない
・レス関係寛大(1週間で確認、白紙でさよなら)
・ロルは50文字〜の短中文
・宿はG、若しくはフリメ(帯は不慣れなため)
・当方ブランク有りでも構わない


以上の条件で合わないと思った者は別の募集を見に行くようお勧めする。私が言うのも難だが以下を読んだところで時間の無駄だぞ。時は金なりってやつだ。金はどの世界でも貴重だろう? 私にとっても金は貴重な材料だからなよく分かるとも。

さぁて、残ったやつがいるか知らないが、居ることを前提にざっくりと物語背景を説明しておこう。

大まかに、剣と魔法と魔物の中世ファンタジー、とでも言われれば想像できる世界のとある大陸の一角に、広大な森林地帯が広がっている。
アンデッド系の強力な魔物が跋扈する世界有数の危険地帯……近隣の村の住民が魔の森と呼び恐れるそこの奥深く、深い霧に閉ざされた場所に、古びた屋敷がひっそりと建っている。
そこに住むのは人ならざる魔術師。その姿を見た者はおらず、いつからそこに居るかを知る者もいない。彼の者の存在を証明するのは、村に定期的に薬や酒を売りに来る魔術師の使い魔のみだ。

深い森を進み、霧を抜けた先には魔物を拒む結界が張られ、広い薬草畑の中央に2階建ての赤レンガでできた屋敷が佇む。
そこに住むのは魔術師……と言われているが、実際はちょっとした術を使うのがせいぜいの、魔物と薬の研究、実験にのめり込みすぎた錬金術師だ。
人ならざる者というのも若干語弊がある。私は不老不死の妙薬を飲んだだけの、ちょっと不老不死なただの人間だからな。か弱い普通の人間に過ぎないとも。ああ、見かけは若者でも年齢はその何十倍だ、せいぜい敬うが良いぞ小童共。

不老不死を求める貴族、老いない姿を不審がった隣人の目、生きた魔物を研究することを非難する声……そんな面倒なものが疎ましくて人里から離れて暮らし始め、早……何年だったかは忘れた。ボケたわけじゃあないぞ、93歳までは数えていたが不毛な行いすぎてやめただけだ。
そんな私の元には、滅多に客人なんぞ来ないんだが。極々稀に、森に迷い込んだ村人やら、近隣の噂話に踊らされたスカポンタンやら、集落を追われた獣人やら、暇をつぶしたい人ならざる者がやってくる。
ああ、それとどうやらこの土地は時空が歪みやすいらしくてな。時折ひょっこりと、異世界だかから人間が転がり込んでくることもある。トイレのドアから草臥れきった男がふらっと入ってきた時は思わず杖で滅多打ちに伸してスーツ?とかいう変わった衣服を剥ぎ取ったものだ、懐かしい。

さて、そんな私の元へ、また新しい客人がやってきた。それがお前だった、という流れで物語を進めたい。

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2 魔術師
私は別に人間が嫌いなわけではない2し、珍しいモノやら面白いモノは大好きだ。逆に暇や刺激のない日々は大嫌いだな。
お前が害意のない客人というならそこそこ持て成し、興味を引く話を持ちかけられれば応じようとも。
何も持たない異世界の迷人というなら、そうさな、私の手足として馬車馬のように働くならば保護してやってもいい。異世界の肉体を研究させてもらいたい気もするが……そこは追って交渉だな、焦っては仕損じるというしな……。
もちろん、金銀財宝や奇跡や人外殺しの名声を求めて来た蛮族なら、まあ、私の全力をもって追い返すなり捕らえるなりしてやる。ククククッ、さあてどう遊んでくれようか、投薬実験の被験者はいくらいても足りないからなぁ、ふふふははは……あ、興奮しすぎて動悸が……クールダウンだ私。

お前がどういう背景でやってくるかはわからんが、私の屋敷で退屈しない日々を共に送ってくれるなら歓迎しよう。
板違いということを承知で付け加えるなら、お前が望むなら恋愛発展なぞ無しでも構わんぞ。楽しめればそれで良い。

……あまり長々と綴ったところで目が滑るだけだな。
もし自分こそはという客人がいれば、


*件名白紙
*キャラプロフ
*萌萎
*要望(希望設定、裏の頻度希望などあれば)
*接触ロル(場面自由)


上記を綴った手紙を持って会いに来ると良い。ああ、質問だけでも構わんぞ。
記事を〆るまでは気長に待っている。


【プロフィール】
*ルイシュ・ヴァニエ
外見年齢20代半ば/身長176

指通りの良いストレートの菫色の髪は背中の中ほどまで伸び、紐で緩く束ね右肩から前に垂らし、前髪は目を覆う長さを左側で分けている。髪は手ぐしで済ますために寝癖は放置状態でいつもどこかしら跳ねたり絡まったりしている。
白い細身のパンツに編み上げブーツ、第一、二ボタンを外して着崩した灰色のYシャツにポケットのたくさんついた黒衣を羽織っている。衣服には謎の焦げや色々な色合いの染みがある。
日焼け知らずの白肌、ぱっちりとした金の瞳で目尻はつり上がり気味。顎は細めでまつ毛が長く、スッと通った鼻筋と薄い唇、気位が高い猫を連想させる印象。
黙っていればキレイと言える顔立ちをしているが、口元をへの字にしている仏頂面か、口角をくっと持ち上げ眉間を寄せた悪い笑みを浮かべていることが多いため気が強めの美人という雰囲気をぶち壊している。
フレームの小さな丸メガネを着用。唇の右下に小さいホクロ。華奢というより筋肉のつきが悪い痩せ体型、骨格はしっかりしている。
腰につけたベルトには薬の入った小瓶が何本も下げられ、左手には杖を常備。
寝る時は素っ裸にぶかぶかの白シャツ一枚だけ着る派。枕は抱き枕に限る。

長い時を生きる魔術師兼錬金術師。
魔術で攻撃することは実は不得手であり、石に術を込めて結界を張ったり、爆散する薬瓶をぶん投げる等の道具を使った戦闘が得意。
様々な紆余曲折の末、いろんな柵を投げ捨てた末に魔の森に一人で住み着いている。
歳は93をこえた辺りで不毛だと気付き、数えるのを止めた。不老不死であるため粉々になろうが消し炭になろうが元に戻る、だが腕力等は一般的な人間程度。
様々な分野の知識の開拓、薬の研究、魔道具の制作、魔物の研究……と日々研究と仕事に没頭しており、それ以外の事柄にはほぼ無頓着。食事にはチーズばかり口にしているため家政夫兼ペットに心配される毎日。
人間関係やらが面倒になっただけで人間嫌いというわけではなく、面白いものや面白いこと、未知のことへの関心は強い。
変わったものをコレクションする趣味がある。

【萎】
死、スカ全般、回復不可能な怪我、悲壮、展開任せ
※萌は一般的

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