完なり オリジナルBL 攻募集

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1 真白
00歳
穢喰(FT要素含/R20)
――真っ赤に熟れた月夜輝く晩、その昔は魑魅魍魎や妖が跋扈していた丑三つ時。
今や現るる者は妖に非ず、怨霊にも非ず、人の皮被りて悪行を働く通称【憑喪】なりけり。


…なぁんてな。
こんな説明では分かりづらかろうて、とは思うが先達てな口上の非礼はお許しあれ。
なに、この先を語る前にまずはお前様にちと問いたいのだがお前様。
血生臭いものやら、争い事、場合によっての周りの者の死などは平気かえ?
もしも得意とせぬならば早々に引き返されるが良かろうよ、別段止めはせぬからな。
それでも問題ないと申すのであれば重畳だ。
我と共に月夜を肴に獲物を喰らいに往くとしよう。


■背後の方へ願い奉りまする事柄■
・背後の御人は成人済み女性
・裏、表の比率は半々ほど
・台詞<描写で百以上な中、長文派
・刻は現代、現世の事柄でも了承可
・期限、宿は不問。其方に沿うものとする
・打ち切り時は件名に【終】での白紙
・一日一往復〜最長七日に一通程度
・戦闘、バトルロル、駆け引きが嗜好
◆優遇と言えば聞こえは宜しくはないが、上背高く筋骨隆々とした者。精悍な顔付きたる男らしい者は好ましいと申し伝えておこうかの。


….…宜しいか?では続きと参ろう。
今の世にはあらゆる種類の伝達網が張り巡らされ、怨霊や妖怪の類などはもはや夢物語や面白可笑しく物語に描かれる程度の存在に過ぎん。
ではのうて、我が喰らい欲するは【憑喪】、通称つくもと呼ばれる者達。
まあ者と呼ぶには実際のところ奴等は実体を持たぬゆえ、あくまで相対すのは奴等に取り憑かれた人間。依り代となった者になるが…。


だが、ごく稀にお前様のような者が居る。
人にあって人に非ず、かと言って物の怪などでもない。言うなれば稀有なる者よな。
我や人外の者共はお前様のような存在をこう呼んでおる。【禍眼】や【歪視】の者と…な。


姿形は人となんら変わらぬ。
唯一の違いは人成らざる者達が視えること、それだけなのだが何せその精気が美味でなぁ。
特殊な血筋ゆえか、はたまた稀有なる力ゆえかは分からぬがとにかく精気が濃く良い体躯と回りの早い頭を持っておる。
まあ、我は人に仇なす気は毛頭ないのでな…探偵屋などと看板を掲げ、人に取り憑き、主に悪事を働く【憑喪】のみを喰ろうておるのだが…
『此は如何に』、まさしくそれだ。
その表現がぴたりと合うような依頼が風に揺られて我の元に舞い込んで来よった。


はてさて――。
我に依頼を寄せたのは如何なる人物か。今から対面が愉しみで心躍るが…しかし我とて依頼があれば誰でも引き受けるわけではない。
ましてや類い稀なるお前様の事柄ともなれば尚のこと。お前様はこう言った御人であろう?


・上背高く、精悍な顔立ち
・身分や立場は好きなように
・人を扱う処世術に長けている
・行為時や普段も強気で剛気
・一度果てた程度では満足せぬ身体
・行動の大胆さもさる事ながら、どこか掴みどころのない性質


ようは人の扱いに長け、使われるよりも使う方が遥かに上手い食わせ者と言った具合か。
悪辣な組織を率いる者でも、あるいはそう言った輩を取り締まる側の者でも良い。
我は依頼を果たし、獲物を喰らうのみよ。
それでも済まぬだけの関心を互いに抱けたならばその時は、戯れ程度に交わることもあるだろうて。

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2 真白
00歳
【憑喪について】
憑喪…つくもとは元来、妖や物の怪の類いに近い分類をされた姿なき存在。実態はなく、現存する他の生物に寄生し取り憑く形で依り代となった者の精気を吸い取り寿命を繋いでいる。現れるのは陰陽道で鬼門に当たる方角からで、昔は妖怪と共に封じられていたが近年の発展による開発や信仰、法力等の廃れが要因となり現世に姿を現し始めた。
憑喪単体では特に何かできる力はなく、問題なのは憑かれた側が精気を吸われ続けると精神に異常を来し、こぞって悪行に走るため依り代となった人間は主に殺人や奇行を犯す兆候が見受けられ国際的に問題視されている。

【憑喪祓い、憑喪喰らい】
西洋では主に祓魔師や退魔師を生業とする一族、日/本では陰陽師の血を引く者や御仏に仕える信心深い者達がこの憑喪祓いに該当するが多角化していく信仰宗教の流れや様々な国の文化の煽りもあってか、祓えるだけの力を有する者自体、世界的に見てもごく少数のみ。
さらにその上、祓うでなく喰らうともなればより希少な者となるため本当に存在するのかどうかさえ怪しく都市伝説と化している節がある。

【亡喪】
亡喪…主に名喪、泣喪とも呼ばれる。読みはなぐも、憑喪に憑依された人格の精神が精気を喰らわれ続ける負荷に耐えきれず、心身共に飢餓状態になり他者を襲い始めるまでに至った末期の憑依者を指す。
ここまで悪化した者を祓うのは難しく、ほとんどの場合は重犯罪者扱いで秘密裏に始末される。

【穢喰】
憑喪の中でも特に高位の憑喪の総称。
人に取り憑いた憑喪を祓う事や亡喪と化した者の魂ごとを喰らい、喰らわれた者と同じ姿を取ることができる。普段は人に混じり生活を行っているため、その存在はごく一部にしか知られてはいない。


―――――――――――――――――――


【当キャラ簡易紹介】
名…真白(読み:ましろ)
齢…見た目は二十代後半
幽玄なプラチナブロンド色の髪を襟元まで伸ばして切り揃え、前髪は僅かに左寄りに流し耳に掛けつつ眉辺りの長さで纏まるよう整えている。髪質は柔らかなもので肌触りは悪くはなく、鼻梁狭い鼻と通った鼻筋のみが唯一の自慢。肌は健康美の伺える黄色味が混ざったもの、眉山はなだらかながら太さはあまりなくやや吊り目がちな目元の造形も相成り少しきつめの印象を与えがち。切れ長な瞳に影を落とす睫毛は男性にしては若干長め。
双眸の色彩は普段は琥珀色だが、憑喪の気配に呼応した際や対峙した時は金色になり瞳孔も縦に開いた獣じみたものへと変貌を遂げる。身の丈はおよそ178、手足や指先は長く常に片手か腰元にはキセルを持ち妖狐の描かれた扇子を帯に差している。服装は主に和装かスーツ。


ぐらいかのぉ、恐らくは。
ただまあこの程度の紹介では不敬に当たろうかとも思う。我についての仔細は我が惹かれしお前様にのみ言伝に参るから暫しの刻をお許し願いたい。本にすまぬな。
して…我の好む事柄、つまるは萌か。
こちらは書くと長うなるから端折るが大抵の事ならば好いておるよ。もしも気になったならば聞いてたもれ。

萎については、そうさなぁ。
あまりな展開任せ、描写抜き、描写間の改行や空白、常々な終始形、オウム、鮪、弱々しいC、浮気、あからさまな当てつけ、過度な自賛描写、小説や漢文、接続詞や助詞無しの描写、後ろ系(排泄、塗食)、四肢切断、不治の病や重症ぐらいかの。分かりやすかろう?


因みにじゃが、物語重視でも構わぬ。
ついでに申してしまえば、お前様が日/本男児でなくとも異人でも構わぬよ。
互いに愉しめる相手であれば、氏素性など不問。任侠者でも咎人でも、果ては異国のマフィアや国家の狗であれ厭うことなどない。
共に憑喪を狩り、駆け引きができればそれに越したことなどないからのぅ…。


では我こそは穢喰の真白。
濃密な精気を纏いし其方の依頼を得られるその日まで、暫し茶でも煎じて待つとしよう。
質疑応答は個別で文を飛ばす、この戯言を消すまでは募っていると思ってもらえれば良しじゃ。話し方が古臭いのは気にせんでくれ。
それではまた。機があれば相見えようぞ。


■お前様へ■
・件名は白紙
・お前様の口調での軽い挨拶
・自己紹介(詳細なほど有難い)
・萌、萎
・短期か長期か
・返信頻度(なるだけ合わせたいからの)
・接触ロル(場面は自由に、初めて相見える時ならばどのような状態でも)


以上になるが長々とすまなんだ。
詰まらぬ時間を取らせてしまったが、お前様が憑喪に難儀しておるなら助けになろう。
対価は……そうさな、その時に考えるとしようかの。ふふ、今からお前様に逢うのが愉しみよ。

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