アニメ/マンガ 短期募集

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1 松/野/お/そ/松
夜中に台所で
おれはおまえに話しかけたかった

ぬるい缶ビールひとつ持って深い夜、居間の蛍光灯が照らす安っぽい光に包まれながらおまえの背中を見てた。俺は多分さっきまで寝てて、さんざん飲み散らかして寝てて、そんで起こしてもくれないはくじょーな弟たちにひとりぽっち置いて行かれたまんま口呼吸で乾ききった喉の擦れるような痛みで目が覚めて。かぴかぴの涎が膚に張り付く気持ち悪さごと、絨毯の跡がついてデコボコしたほほを雑に袖口で拭い取りながらごく低速で起き上がったら、台所にお前の背中がぽつんと見えた。
なにしてんの、こんなよなかにそんなところでなにしてんの。

そんな風にいつものように話しかけたかったけど、からっからに乾ききった喉からは声らしい声が出そうにもなくて、テーブルにあった、俺みたいに置き去りにされたちょっとへこんだ缶ビールを掴んではみたけれど、喉を潤すほどの水分はそこに残ってなくて。ただ見てた。お前の後ろ頭を、うなじを、背中の広さを。背格好なんか揃って同じ、お前の背中は俺の背中のようなもので、自分の後ろ姿を見ている、そんな気持ちにすらなってたら、ふいにお前が振り返った。同じ顔。アホ毛の本数とか、ぼさつく毛並みとか、眉の太さとか、黒目のサイズとか、……成長に応じて習得したよそ行きの区別の一切を投げ捨てた、コマ割りの中のお前をそこに見た気がして、俺は、唾液もないのに無意識に喉を鳴らしてた。なにを飲み込んだのかはわからない。兄かもしれない、馬鹿かもしれない、本音、本能、軽口、冗談、言葉、熱。乾いた喉になにかひとつ飲み下し、思いついたことがある。
夜中に台所で俺はおまえと伏字の向こう側へ行きたい。

ただひたすらそんだけ。
顔、属性不問。こっちは左寄りの真ん中で、146に交代可能。んでも俺指名は優遇、同顔不可。物語内で一夜明けるか、もしくはどちらかの退室までの短期やり取り。完。
その他事前に確認しておきたいことがあったらなんでも聞いて。媒体帯にて、待ってる。

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