アニメ/マンガ 一日限定
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1 降／谷／零
好きです。
…すみません、変ですよね。でも、貴方が国へ帰る前に言っておきたかった。色好い返事なんて要りません、寧ろ欲しくない。結果なんて目に見えてる。
───殺しても死なないような男だってことは嫌ってくらいに分かってるんですけど、向こうでもお元気で。

全てに片が付いて、F／B／Iの連中も国へ帰る少し前の夜。僕からの呼び出しにのこのこと素直に応じた赤／井。憎くて仕方なかった顔が今は馬鹿みたいに好きになっていて、我ながら手のひら返しも甚だしい想いを告げた。
別に赤／井とどうこうなりたいわけじゃない、ただこんな想いを抱え込んだまま居られなかっただけだ。

───…ねえ、赤／井。今晩だけ一緒に居てください。何をどうしようってわけじゃないんです、ただお前が…いえ、貴方が帰る前に、話したかったんです。険悪な雰囲気ではなく…と言っても今までだって僕が勝手に吠えてただけですけど、それは置いといてください。
普通に貴方の好きな食べ物とか、色とか、趣味とか教えて下さい。…あー、あの、一つだけいいですか？その、左手に触らせてくれると嬉しいです。本当は組織時代からずっと気になってたんです、その器用な左手が。

規約が守れていて、ぽ／いか帯が使えて、多少行動描写を回せる赤／井ならそれで大丈夫です。雰囲気的に抱く抱かれるになるとは到底思えませんが、その場合僕は抱く側です、譲らないからな。


…貴方には謝らなきゃいけないことも山程ある。会えなくなったらもう追い掛けられないんだな…、……国になんて帰るなよ。…なんて、冗談ですよ。

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