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1 碧＿棺＿左＿馬＿刻｢ ガツン ｣後ろから後頭部を鈍器で「 ガツン 」と殴られたら、きっとこういう衝撃が来んだろうな、とかよ。自分の事ながら客観的に感じたりして笑えて来ちまう。
…まァ、何にしてもその位の衝撃があった訳だ、信じた野郎の浮わついた感情ってのは。一気に頭に上る血も、胸倉掴もうとする腕にも、しっかり意識はあんのに何処か俺じゃねえ他の野郎のモンの様にも感じて、居心地の悪さすら感じる。
誰が悪い訳でもねえ、必然的なモンと言われりゃそれまでのモンを、どうにも落ち着かねえ脳味噌がひっきりなしにああでもねえ、こうでもねえと無駄に騒ぎ立てっからウザってえ訳だ。
前置きが随分長くなったが、要するにクールダウンの意味も込めて、下らねえ話で笑って、面白可笑しい時間をテメェと過ごしてえって訳だ。テメェのその肩を少しばかり俺に委ねるっつうなら、貸しておけ。何はともあれ身構える必要なんざねえ、その身一つさえありゃ文句はねえよ。
提供は俺のみ、募集は冷遇も優遇も皆無、マ＿イ＿ク持ちの野郎なら誰でも良い。接点が有るだの無いだのも関係ねえ、テメェがテメェである事が重要なんだよ。
気が向いた野郎が居りゃ帯の部屋の鍵添えて面見せやがれ。待つのは得意じゃねえ、あんまりグズグズしてんじゃねえぞ。
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