短期募集

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1 歌/仙/兼/定
猫のような君
おや、覗いてくれてありがとう。僕らの本丸に住んでいる猫――ではなくて、刀の一振りを探しているんだ。

何かしているとどこからともなくやって来て、すり寄ってきたかと思えば気紛れに去ってしまう。身繕いを欠かさず、時折妙に冷めた眼で何かを見つめている。懐っこそうな顔をしているのに僕らには媚びる事がなく、たまに此方から手を伸ばすとすり抜けていって……離れたところでそっと振り向く。そんな存在がいたら、手懐けてみたくなるのが人の心というものらしい。あわよくば、膝に乗せて存分に撫で回してやりたいのさ。こうなったら、僕の手で甘えた声を上げさせてやらないと気が済まない。こう見えて、僕は諦めが悪いんだよ。
……つまり、これは僕と君の駆け引き、心理戦だ。纏わり付いてくるくせに大人しく懐いてくれそうにない君と、そんな君が気になって仕方ない僕の根比べと言っていい。君がどういうつもりで僕の周りをうろついているかは任せよう。僕は全力で君を落としに行くからね。簡単に落ちてしまわないこと、君に求めるのはそのくらいかな。

此方の姿は僕か石/切/丸、君の姿は青/江か加/州から選んで欲しい。……どちらも少なくてすまないね。その代わりと言ってはなんだが、組み合わせは自由だよ。
もしそういう事になったとして、僕らは基本的に刀側だからね。

文には互いの姿と、縁側で独り読書している僕らにちょっかいをかけにくる描写を書いて送ってくれるかい。帯は使えないんだ、ぽ/いでやり取りさせてもらえると助かるよ。描写は百文字もあればいい。期間は特に定めないが、ひとまずきりのいい場面までかな。

では、立て札を下げるまで猫じゃらしでも用意して待っているよ。

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