短期募集

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1 八乙女楽(i7)
終わりのある物語

一冊の本を読み終えた時の充足感。俺が求めてるのはそれだって気付いた。

ここにあるのはどこをめくっても白紙のページが澄ました顔で見つめてくる、無題の本。黒いハードカバーには俺の名前だけが刻まれてる。
この本を、俺とおまえで完成させてみねぇか。俺の名前のとなりにおまえの名前を刻んで、二人で物語を編み上げて白紙に文字を連ねていって、最後のページが埋まったらそこで物語は終わり。登場人物の人生はまだまだ続くけど、それを書き記す本は一冊きりで続きの予定はねぇんだ。あー楽しかった、でお互いペンを置いてさようなら。…そういうのも一興だと思わないか?

ここからは少し駆け足でいこう。紅茶でも飲みながら、しっかり目を通してくれ。


『おまえに望む事』
>規約厳守の成人女性
>第三部まで読了
>G、ぽい、帯使用(優遇順)
>一日一通〜三日一通、それ以上遅くなる場合は事前連絡、最後の返事から丸三日無言で確認
>句読点を使えて状況や動きが分かる描写であれば、描写数不問
>裏の予定はないため属性不問
>期間は設定によって定めた場面にたどり着くまで

『物語』
一、吸血鬼(提供8(左属性)→募集2を除く数字付きアイドル、メカララのロボットドール)
色々な街を渡り歩いてきた吸血鬼の俺が、おまえに恋をする話。アイドルの場合は職業変更可。最初のページは一目惚れしたおまえの部屋の扉を、夜に俺が叩くところ。愛しいおまえの笑顔を見れるだけで幸せだったはずなのに、好意が募れば募るほど血を吸いたくなる。でも血を吸ったら最後、一滴残さず吸い尽くして殺しちまう。……吸血鬼ってのは中々燃費が悪くてな。この不死身の体を維持するためには大量の血が必要なんだ。一週間に二人の血を吸わないと、端からぼろぼろ崩れていきやがる。おまえの血を吸いたい、でも吸いたくない。誰か他のやつの血を吸うのも嫌だ。俺の体が限界を迎えるまでに、どんな決断を下すか。最後のページは何を選んで何を捨てるか、俺の決断で埋める。

二、神隠し(提供8、9(無属性)→募集7を除く数字付きアイドル)
公園で友達とかくれんぼをしていたおまえを、妖である俺が攫う話。13歳以下への年齢操作必須。最初のページは鬼から隠れていたおまえが目隠しをされて、俺に手を引かれて歩き出すところ。抵抗は出来ない、目隠しをした時点でおまえはもう逆らうって選択肢がない事を悟っているから。歩き続けてたどり着いた場所は俺の住処、周囲を木々で囲われた木製の平屋。目隠しを取ったおまえはしばらくそこで過ごす事になる――俺の気が向いて、おまえを俺の力にするために喰らうまで。逃げ出そうとしてもいいし、俺を退治しようとしてもいい。懐柔して解放してもらおうとするのもいいぜ。最後のページはおまえを俺がどうするかの最終審判、もしくはおまえの講じた手段の結果で埋める。


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2 八乙女楽(i7)

三、狼男(提供8(左属性)→10優遇の数字付きアイドル)
空腹で倒れていた狼姿のおまえを、犬だと思って家に連れ帰る話。狼姿と完全な人の姿、もしくは狼姿と狼要素の強い人の姿のどちらかである事。俺が狼男でも可、その場合俺は後者の狼要素が強いやつ。人型になれるタイミングは自由でも、満月の夜だけでもいいぜ。最初のページは俺のマンションで毛布にくるまれたおまえが目を覚ますところ。俺はおまえを犬だと思ってるからドッグフードを使い捨ての紙皿に出して食わせようとするし、犬用のミルクを飲ませようとする。怪我はないみたいだから病院には連れていかねぇけど、ペットとして飼うにはでかいなって思ってる。狼姿でも話せてほしいが、そこはおまえの自由。最後のページは出て行くタイミングを探してしばらく俺の犬として過ごしていたおまえが、俺が外出したにも関わらず外に出る扉に鍵がかかっていない事に気付いてどうするか、おまえの決断で埋める。

四、持ち込み(提供8、9(左もしくは無属性)→募集10優遇の数字付きアイドル)
お好きな物語をお好きな関係でどうぞ。優遇はあんま出会えないからってだけだから、龍なら確実に相手として選ぶって意味ではないぜ。最初のページ、最後のページの指定はしっかりするように。それと物語性のない話はやめてほしい。とりあえず裏行為するだけ、椅子に座って飽きるまで雑談するだけ、一日の始まりから終わりまでイチャつくだけ、みたいなのは俺の望む本を読み終えた充足感が得られないから、避けてくれるとありがたい。

約束ごとを一つ。途中で打ち切る時、物語が定めた場面まで進んだ時、どんな時でも終わりは『本を閉じて本棚に戻す描写』を残してほしいんだ。俺もそうする。なるべくその世界に浸っていたいから、急にendの白紙だとか退会で現実感を取り戻すよりも、穏やかな終わりでその物語を眠らせたい。わがままだって分かってるけど、譲りたくないところだから…頼む。


もしもここまで付き合ってくれて、なおかつ俺と物語を紡いでくれるつもりになってくれたのなら、『希望の設定(既存設定への付け加えや提案も可)、俺に望む姿、おまえの姿、萎不可、使用媒体、物語の最初のページに沿った描写』を一つ目の方から届けてくれ。書き手を頼みたいやつには三日以内に返事をする。質問なんかがあれば、追記で答えられそうなものは追記で答える。
終わりを定めた物語を求めるやつがいてくれるのか分からないが……この一冊を一緒に完成させてくれるやつを待ってるぜ。

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3 八乙女楽(i7)
かなり流れちまったし上げとくか。ここにアドレスは入れてないから、連絡は一つ目から頼むぜ。
やっぱ先の見えない物語を末永く続けていきたいやつが多いんだろうな。でも俺は、あえて終わりを定めたい。最後のページを読んで満足感に浸って、このあとどうなっただろう、なんて思いながら本を閉じて、こうだったかも、ああだったかもって想像するのが好きなんだ。
おまえと二人で文字を綴り編み上げる物語なんだから、当然俺の想像は外れるだろう。それでもいい。想像する余地があんのが楽しい、ってな。…ま、これは俺の勝手な楽しみ方なんだが。

一緒に物語を綴ってくれるやつに巡り会える奇跡を期待して、気長に待ってるぜ。

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4 オライオン(i7)
いつの間にか随分と沢山の本が重なっていたようだな。埃を払い目につくところに運んでおくとしよう。声かけは一つ目より頼む。
そして新たに紡ぎたい物語と控える姿も残しておく、興味があれば目を通すといい。

五、別れ(提供星巡りのオライオン(左属性)→募集ファング優遇の星巡りに登場する星の王)
星玉の欠片が戻ったあと、想いを通わせ恋仲として密かに逢瀬を重ねていた貴殿が見合いをする事になった話。見合いの事を貴殿から聞き、貴殿の星の繁栄を思えば私が身を引くべきだと思った。若く美しく、民を率いる強かな王。その王がいつまでも未来のない同性である私にうつつを抜かしていていいわけがない。最初のページは、ならば最後に一晩だけ共に過ごしたいと請われた貴殿が、私の寝室に訪れるところ。この一晩が終われば、私は貴殿への想いを昇華させる。もしかしたら深い触れ合いを望むかもしれない、寂寞に涙するかもしれない、離れがたいと縋るかもしれない。でも朝日が昇れば、私はラーマの王として、貴殿の…お前の友として、見合いの行く末を応援しよう。だからせめて、朝日が昇るまでは私の愛しい人として隣に在ってほしい。最後のページは朝を迎え決意した私の友としての挨拶で埋める。

六、異世界(提供星巡りのファング(左属性)→募集メカララのオクト)
ここは俺、ファングが書き記そう。航海の最中に時空の嵐に巻き込まれたバースト・ロアー号がアコルダトゥーラの街外れに不時着する話。リーダーはコーダに譲っているが、ご承知の通り俺は船に乗り続けている。船はどこか故障しているようで整備士がなんとか直そうとしている時に、移動車に乗ったアプリルが通りかかった。俺の話を聞いて連れてきてくれたのが君、修理ロボットのオクト。俺と同じ顔貌でありながら俺ではない君に興味を持った。最初のページは一通り船を見て故障箇所を見つけ出した君を俺の私室に呼び出して、紅茶を振る舞いながらアコルダトゥーラがどんな星なのか訊いたところ。船は大きいが、うまい具合にロボットドールたちが訪れる事のない空き地にでも不時着したとさせてくれ。人間が君たちと交流するのは流石にまずいだろうし…君とアプリルもこの事は内密にしておくと最初のうちで約束しておいた、としよう。他の修理の予定もあるから夜にしか来られないと言った君と、修理が終わり帰るまでのわずかな時を共に過ごしたい。興味がいずれ恋情に変わる可能性も否定出来ないが、ロボットである君にその感情はきっと分からないんだろうな……ははは、まあ共に過ごしてゆっくり君を知っていけたら嬉しいよ。最後のページは修理が終わり二人だけの私室で伝える別れの挨拶で埋める。

持ち込みにて、私(左属性)とファング殿(右属性)も控えに入る。それに伴い募る者も星巡りにて星に住まう者、メカララにてロボットドールとして生活する者も可とする。…ファング殿は六の物語に限り立場が左になるのであって、持ち込み希望の場合は右でしか対応していない。分かりにくくてすまない。

未だ白紙のこの本が、どんな物語で埋まるのか。読み終えてもなお、また始めからページをめくりたくなるような物語が綴れるといい。…堅物な私にしてはロマンチストだと笑うか?夢の世界のごとき物語に想いを馳せるのも、たまにはいいだろう。
共にペンを持つ者が現れる時を待つ。

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