恢復 - 短期募集

1 占／い／師（第／五／人／格）
恢復
どうしたものか、頗る調子が悪い。今日は段位戦へ赴く予定はなく数度遊戯に呼ばれていたのだが、思うように脚は動かず、読み合いも裏をつかれるどころか真正面から叩き潰されてしまう。こんな頭では勿論相棒との連携も取れず、俗に言う戦犯に成り下がってしまったのだ。仲間の助けもあって最小限の被害に抑えられたものの、連日出突っ張りだった分心労が癒えきっていないのか、荘園に戻ってからも何となくどんよりとしている。充分な休息と食事、きっと一日大人しくしていれば回復するだろうが、今日くらいは欲を出してもいいだろうか。

誤解を恐れずに言うならば、…甘やかしてほしい。幼子のように扱ってほしいわけではないが、こんな日は誰かに認めてもらいたくなるんだ。僕は何も間違っていないと、無責任にすべて赦してほしい。言葉の応酬であったり、その柔らかな手付きであったり。多種多様な甘やかし方が存在するが、それらすべてを受け止めるつもりだ。君の思う最大限の慈愛を、この一時だけ僕に。こんな事を言っているが、体温を分け合う時はきっと君の体に僕の影が落ちるだろう。取って食ったりなんてしないけれど、あんまり揶揄わないでね。

提供は占、傭、納、探、祭、調、機、霧、写、黒。募集は同性を微優遇としたすべての生存者、追跡者。期間は二日から一週間程度、勿論気が済んだら自室へ戻ってくれて構わないよ。それから、帯にて会話ができれば嬉しい。君へ望むことはこのくらい。もし手を取ってくれるのなら、組み合わせと軽い一言添えた手紙を届けてくれ、すぐに部屋の鍵を用意しよう。手間でなければ君の部屋へ招いてくれても良いよ、手土産でも持ってお邪魔させてもらおうかな。それじゃあ、どうしようもない焦燥感が、君の手によって鎮められることを願って。
2019/5/4(土)13:36
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