短期募集

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1 三/日/月/宗/近(刀_剣)
色の移ろう様もいとをかし。
───黄昏の流るる行方は何時も飽きぬものよ。雨上がりの匂いに釣られてつい転た寝してしまったようだなあ、いつのまにや夜の帳に包まれているとは。やあこれは月見酒と洒落込むのが風流か。……ううん?曇り空とな。はっはっは。なあに、月はここに在るだろう。俺の眼には確と映っている。

さあ、近う寄れ。爺の戯れ言と宣えども暫し付き合うてやると気前良き男/士よ。其方の御心を拝聴せんと首を長ぁくして居ようぞ。嗚呼よいよい、そう気構えるな。ゆるりとのんべんだらり。

・齢二十歳を超えたし女人審_神_者
・遊び心を交わす媒体は帯、又はぽい
・一月程度の期間と目当てとする
・内容は如何様にも
・但し閨へ行けども激しく燃ゆる睦言は交わさず

提供たるは俺と鶴と狐を。其方の姿は遣り易い様に。余談として、どうも頭の凝り固まった爺ゆえになあ、お主からの聲を反芻させたく相槌が少しばかり遅い傾向に有る。相済まぬが、すろーぺーすと云うものを愉快としておくれ。

人の身の生き様が齎す縁は何とも不思議なものさな。この立て札を下げる迄、其方の便りを願い待とう。

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2 鶴/丸/国/永
ややあ、縁繋ぎとは中々如何して難儀な物だな。然らば此処で一つ、きみに振り向いて貰える様まじないを掛け───たい所なのだが、いや何、実は此れがまた全く以て妙案が浮かばんのさ。仕掛けの穎才が我が身、嘆かわしい事だと思ってくれたか、そうだろそうだろ。そんな心優しききみよ、此の常世の激動、肩を緩めてほんの少し抜け出そうぜ。俺ときみの秘密の駈け落ちだ。

杵と燭も提供に追加して。さあて、愉しいきみを待たせてくれ。

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