短期募集

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1 鶴_丸_国_永(刀_剣)
夏に散る。
昼は蝉を侍らせ、夜は蛍を飾る草木も皆支度を整えたらしく、色鮮やかに花を咲かせていたかと思えば青々と繁っていると来た。
茹だる暑さの下、特に気力も無く縁側で寝そべりながら頭を過ぎるのは濃紺の空一杯に広がる花の権化、鬩ぎ合う人の波、ふと振り返ればしっとりと項を濡らす汗が目に付いて、噎せ返る様な色気を醸していたり──どれを思えど、嗚呼、夏の訪れだ、ってな。

さーて、一体どれ程の連中が共感してくれたかは分からんが、何時かの夏の夜の夢を此処ぞとばかりに語らってくれる同士は居たもんかと思いの儘に筆を走らせた。ひと夏の恋に花を咲かせた日々、やんちゃ坊主と廃屋で肝試しと洒落込んだ或る日、遠征先の景観。特に逢魔ヶ刻の現世と掛け離れた寺社の空間は隠れ鬼に最適じゃあないか…!?…っとまあ、偏に語らう様な話題の備蓄ならたんと有るから一先ずは後に回すとして。

刻限は五日程、趣旨は不問。感傷に耽るも然り、あるいは一足先に祭りを愉しむのも然り。夏の勢いの儘に一晩を明かすのもまた一興だろうと挙げるならキリが無いざまだ、詰まりはきみの望む物を共に出来りゃ上々さな。ま、此れで大体の要旨は分かってくれたかい?その他の詳細は下記の通りだ、サクッと目を通してくれたら助かる。

◆条件(※優遇)
齢二十二以上の女_審_神_者を持つ刀_剣
媒体は帯、ぽ_い
属性一切不問
※風景等の写絵送付可能
※順序不問の遣り取り可能

◆提供、募集(同顔不可)
三_条、青_江、古_備_前、源_氏、来_派、織_田(日_本_号除く)、伊_達、一_期_一_振、鯰_尾_藤_四_郎、後_藤_藤_四_郎、加_州_清_光、長_曽_祢_虎_徹、獅_子_王


ほい、ざっとこんなもんか。俺としては敬遠され勝ちな類を含め何でも御座れの精神でなあ、文をくれるならきみの可不可を共に添えて貰えると有難い。何せ折角の場でみすみす崩して仕舞う様な沙汰は避けたい。

共に夏の香りを感じたきみは双方の姿、特筆事項、媒体の明記してある文を自由に綴って俺まで届けてくれるかい?まあ、半ば勢いで書いた落書きにも等しい立て札だからな…同士が捕まるか如何かは分からんが、気長に待つとしよう。
嗚呼、そう言えば街の喧騒もちょいと落ち着いて来た頃らしく、そぞろに外界を眺めたら斜陽が酷く眩しかった。此れ又全く脈絡も無い話だが、俺の手には麦茶の入った硝子の湯呑みが一つ。…器や氷こそ変われども、今も昔もよく冷えた麦茶で喉を潤すのが好きなのは変わらないもんだなあ。

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2 小_狐_丸(刀_剣)
と或る夏の一日、海なる物を目にしました。西陽は宛ら蠍火が如し、それの揺蕩う一面は紅玉を敷き詰めたかの様。然れども明くる早朝に向かえば白藍と黄玉が映し出されて居るのです。覗き込めば我々の知らぬ青藍が、深く、其れはもう深く続くのですから…海の見せる数多の表情とは面妖に御座いまする。

朝の涼しい風が夏の気配を携え、吹き抜けて行きました。刻一刻と過ぎ行く日々の一端を切り取り、海馬の奥深くに留めて置くのは中々に愉悦。

文の届く場は上も此方も変わらぬ故、気の赴くが儘どうぞ緩りと。

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