赤い花 - 短期募集

1 三／日／月／宗／近(刀／剣)
赤い花
※前提に主と刀の関係性及び暴力を含む為苦手なものはここで引き返してほしい。手間取らせてしまってすまないな。

初めに気が付いたのは手首に残る痣だった。
上手く隠していたが一度気になると目も聡くなってしまうようで、次は首筋、次は肩……といった具合に易々と見つけられるようになった。刀とは人を傷付けてきた道具であるが、それ故にだろうか、その傷がどのようにしてついたものなのかなんとなく察しがついてしまって、ますますお主から目が離せなくなった。
ある朝。離れから出てきたお主を見かけ、その様子がどうにも普段と違っていたものだから思わず声を掛けてしまった。それどころか、追いかけていって手首を掴まえるような事さえして俺はとうとう尋ねてしまった。
何故この様な仕打ちを黙って受け容れ続けているのだと。
鋭いもので皮膚を切った痕や圧迫されてできた痕、擦り傷、鬱血、どのような手段でついたものか大体の見当はつく。どうやら主とはただならぬ間柄であるらしい、それが合意にしろ強制にしろ、俺はその傷痕に興味を持っている。だからこそ答えを聞くまでこの手を離すつもりはない。

と、そのような前提で始められる刀を探しに来た。健全だとはとても言い難い内容であるだけに、あらゆる方向に耐性を持ったものであり、かつ鞘側の太／刀を望んでいる。
先ずは簡単でも構わないので主との関係性と苦手な行為、俺に手首を掴まれた場面の描写を添えて連絡を頼みたい。
2024/3/22(金)21:07
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