ゲーム 一日限定
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1 朔間零ひとくち、味見を。食事の時間も、その場の空気も、もちろん、美味しいものも好きではあるが、時折、いずれは消化して排泄されてしまうのに。と、捻くれたことを考えたりもする。……じゃが、いずれは別れてしまうのに誰かと縁を繋ぎたくなるという、この気持ちも。それと似たようなものじゃろうか。たとえ永遠には続かなくとも、舌に乗せて、咀嚼して、嚥下するまでゆっくりと味わう。その一瞬を求めてやまない辺り、……やはり、我輩は人間に恋をしているんじゃろう。
それで、じゃ。腹ぺこで仕方ない我輩に、おぬしを味見させてくれんか。なに、ほんの味見程度で良、──……ん?これでは、ちと誤解させてしまうか。無論、本当に頭からバリバリと人を喰らったりはせんよ。我輩が欲しいのは、おぬしの紡ぐ言葉と声と、温もりじゃ。お腹を空かせた我輩を、おぬしで満たして欲しい。……『味見』などと思わせぶりなことを言うと、実際に身体を味わうほうを思い浮かべる子もいるやもしれんが、精々寝床に引きずり込んで抱き枕にさせて貰う程度。ふふ、警戒を解いてくれたかのう……?
今日一日、或いは明日一日。我輩の腹を満たしてくれるという物好きがいれば、少しだけ、おぬしの時間を貸しておくれ。我輩、お腹ぺこぺこで限界なんじゃよ〜……。……とは言え、我輩が目を覚ますのは夕方の時分じゃろうから、それまではおぬしを待たせてしまうことになるやもしれん。……そうそう。折角じゃから、声を掛けてくれるときは、おぬしが自分で自分を『どんな味』だと思うか、聞きたいのう。…くく、話題の取っ掛かりは必要じゃろ?
時間が経ってしまっていても、この貼り紙を剥がすまではおぬしを待っておるよ。
・募集/UNDEAD、奇人を優遇とした全生徒
・帯使用(招待状の有無不問)、描写は必要であれば適宜(添える場合はプチロル不可)、属性不問
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