ゲーム 一日限定

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1 三/日/月/宗/近
宵月夜
おや、良う目を留めてくれた。退屈、寂寥、空虚――将又人の身でしか覚えん他の何かを持て余し此処を覗いたのであろう?まあ、まあ。難しい事は良い、暇をしているならば聴いて行け。宵より先は月の領分、星々の燦めく雲居を巡り渡るが其の役目だ。そうと解っては居ても尚、堕ちる宛てが欲しい…其の様に思う夜とてある。はっはっは、なあに、只のじじいの戯言だ。然しお前もそう思うて居るのならば、如何だ、俺を腕の中へ招き入れてはくれんだろうか。お前の持つぬくもりを暫し分け、そうして言葉を交わし心に触れさせて欲しいのだ。孤独の寂しさに耐え兼ねた、ゆえに添い寝や口吸いをさせてくれという願いに尽きる。無論、来てくれたならばたんと可愛がってやろうな?

条件など五月蝿く言うつもりは毛頭無い、帯が使え此の場の規約を守れる者。お前に恋仲が居ようとも構わん、俺に時間と体温を分けてくれるのならば些事と言うに他ならんのでな…然しその場合、存在を隠し通す事を約束してくれ。此方の控えは俺と鶴、鶯/丸に一/期だ、他も呼べるがお前の姿は関わり有る三条の者ならばちと嬉しいやもしれんなあ。ふむ、後は何であったか…ああ、需要は無いであろうがおなごや短刀の姿で顕現した者を向かわせる事も出来るぞ。

扨、余り長う書き過ぎるも良くは無い。帯の地図と必要だと思う事のみ携えてくれたらば充分、〆る迄、待っていようかな。

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