なまもの 友達募集

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1 ア/イ/ナ・ジ・エ/ン/ド
誰もしらないワタシへ
この前、たまたま付けてたテレビを見て、食べたくなって、業務用の大きなスイーツを買いました。確か、158円でした。あれだけ安いのに、袋にたくさん詰まっててもうそれだけでお腹いっぱいになって、その日はただ冷凍室に眠らせるだけだったんですが。日付が変わってまた別の日。無性に身体に悪いことをしてやろう、という気になって。油と鍋と眠っていた袋から毛虫みたいな形のそれを出してあげて、いざ揚げたらなにもしてないのに勝手にチョコレート味になっていました。見た目だけで、きっと味はしないのできな粉とお砂糖をまぶして、片手にはバニラアイス。一口かじってみると、本当に本当に歯が折れるんじゃないか、と思うくらい固く。中は空っぽでおせんべいを食べている気分でした。結局、お腹が満たされることはありませんでしたが、不思議と心は温かくなって、そんな何気無い時間を楽しいなと思える自分が少し好きになりました。


はじめましてのかた、はじめまして。知っていてくれてるかた、いつもありがとうございます。ア/イ/ナ・ジ・エ/ン/ドです。自己紹介は苦手なので、最近あった話をいきなりしてしまってごめんなさい。でも、少しだけこの得たいの知れない女は、どういったものなんだと。分かったような、分からないような。分からなくてもいいし、分かれなくてもいい。人には自分の中の誰にも触れて欲しくないテリトリーがあるはずです。そこを晒け出すには、時間もかかったり。もしくは例えどんなに時間を費やしても開かないままで。そこを無駄だったと取るか、それでもその時間すらも愛おしいと思えるかは重ねた密度に寄るんじゃないかな、と。回りくどくて、上手な言い方は分かりませんが男だとか女だとか、そんなものは一度置いておいて。その曖昧さにいつか色を見出だせた時、私でさえ知らなかったワタシが、誰かのせいで偶然出会った時。どうでもいいやって言葉でお互い笑い合えたら。それがきっと、幸福(しあわせ)だと思う。


ルールをきちんと守れてる、背が28歳以上の女性の方、日々の連絡のやり取りは帯で、日常にちょっとした楽しみを見つけられる人。これからの縁を繋ぐ為の、簡単な約束ごとです。高価な外食よりも近くのコンビニ、鼻を刺すような香水より、柔軟性や金木犀の香り。猫よりは犬派。主な上映作品はB級映画、ガラガラな映画館の一番後ろ、冬の深夜から早朝にかけての真っ暗な空、澄んだ空気の匂い、好き、が似てる人とお友達になりたい。苦手なものは雷、悪口、自動販売機。私を知ってくれている方なら、来てもらえると嬉しいです。最初の連絡は、きっと固くなりがちだとは思うけど、自由に思ってくれていることを覗かせてもらえたら嬉しいです。休日のちょっとした出来事、好きなもの、失敗談、などなど。覚束ない文章ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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