邪気眼(チカラ)を継ぐモノ

邪気眼スレの第二部よ。さしずめ、天界編ってところかしら？
ｸｽｸｽ…

前スレは>>>1777よ。
邪気眼(チカラ)について知らない人はhttp://www.wikihouse.com/jakigan/index.php?%BC%D9%B5%A4%B4%E3%A4%DE%A4%C8%A4%E1%C8%F2%C6%F1%BD%EAを見てね。
まあ、今や見ても参考にならないかも知れないけど。ｸｽｸｽ…

またなの!? ねぇ！

なんか、>>3は怒ってるみたいだけど全然怒ってないです

よう、フレイア。
何してんのよ？こんなところで。
お前、またガブリエル様の命令無視して人界に行ったらしいな？
あんま変な行動ばかりしてると、その内ガブリエル様から厳しく罰せられるぜ？


（不気味な笑みを浮かべて）
･･･そんなに気になるのか？
あの女の事が？

あんな方の指図なんて、いちいち受けないわ。私を罰せられるのはパパだけよ。

カナリアちゃんの鳴き声が聞きたくて仕方ないのよ。ｸｽｸｽ…
まあ、あなたには一生わからない話ね。

くく、相変わらず何考えてやがんのか分かんねぇ女だな。
まぁ俺には関係ねぇ話だがね、カカカ。

おっと、いけねぇ。
そーいやそのガブリエル様から仕事を命じられてたんだっけ。
いや、実は例のモルモットがやられたらしくてな、その魂をこれから回収しに行くとこなんだよ、面倒臭ぇ･･･

ま、お前さんも頑張ってくれや、じゃな。カカカ･･･

ええ、あなたも気をつけてね。さようなら。


さて、私の飼っていたクビナシはあっさり負けちゃったし、新しい駒を用意しなきゃね。
魔界の処遇もどうしようかしら？
タナトスにお似合いよね。魔界……そそのかしてみるかしら？ｸｽｸｽ

･･･う〜む。
どうするかな･･･
とりあえずタナトスの奴にあいつの魂を回収させてリサイクル（転生）するまではまだ計略の範疇内なんだが･･･
どうも気になるやつがあちこちいたりするんだよなぁ･･･

え〜い面倒だ！
あいつを呼ぶか。

おい！奴を呼んでこい！！！

雑魚天使「ハイ、解りました！！ここに！！」


「呼びましたか？ガブリエル様。」

とりあえず仕事だ。下界に降りてアポカリプスの連中の偵察をしてきなさい。
一応偵察だけだがやむを得ない状況なら2、3人殺して来ても構わないからね。
期待してるよ？
我が娘よ。


「はい！！解りましたわ！！」

じゃあ行っておいで。

「ハイ！」

***「ところ変わってこちらは下界、アポカリプスの本部付近にある裏山」


アキラ「おらぁ、てめぇらそれでもうちの特殊部隊の精鋭達かぁ！？さっさと走ってこいやぁ！！」


･･･はぁ、はぁ･･･
し、死ぬ〜･･･
あ、アキラのマザコンめ、ったく･･･

アキラ「こるぁ、サイ！！！てめぇ聞こえてんぞおらぁ！！！ボスに報告してまた減棒されてーのかぁ！！！無駄口叩いてる暇あったら走れ！！！」

ぼく隊長なのに……

つうか、サイの奴、目が見えないくせによく走れるな

まったく、だ。おかしいとは思わないかね？
組織のボスである私がアキラに走らされている状況だなんて。

>>11
こら、トーマス！！
お前隊長だろ！？
もっと気合い入れて･･･!?


って、何でボスまで走ってるんです！！？

暇だからって訓練の邪魔しないで下さい！！

ほら、カナさんが待ってますから本部に戻って下さい！！

戻っていいのかな？
戻っちゃうぞ。

ツンコ、私だが……え？ すぐ近くにいるんだから戻って来い？
電話代がもったいないということか。


アキラ、特殊部隊はしっかり頼むぞ。
トーマスよ、隊長たる者しっかりやれよ。
サイよ、盲目になったからと言って敵は加減してはくれぬ。その分まで強くなれよ。

ハイ、了解致しましたボス！！！
このアキラ、必ずやボスのご期待にそえる立派な指導者となり、特殊部隊を始めとした諸部隊をしっかりとまとめ上げていこうと思っている所存であります！！


サイ「大丈夫です、ボス。僕はこれからも誰にも負けるつもりはないですから。勿論、アキラにもトーマスにも、ね。」

･･･アレが噂の特殊部隊の面々ね。
あの人達があのメフィストを倒したって話みたいだけど･･･
本当かしら？
ガブリエル様には遥かに及ばないとはいえ一応あの者はあいつのコピー体、あんな一見平凡な人間ごときに倒せる相手とは到底思えないわ･･･

言いわ、考えてたって始まらない。
こうなったら直に試してやるわ。
天界一の幻術士と呼ばれる、この私自ら！
待ってなさい、アポカリプスよ、ｸｽｸｽ･･･

ふうん。ガブリエルも考えたわね。
あの娘を派遣するだなんて。でも、所詮はオモチャで大丈夫かしら？
ｸｽｸｽ

（現在午後8時）

よ〜しお前ら、今日の訓練は終わりだぁ！！

後は各自本部に戻って自由時間、自由行動とする！！

なお、トーマスとサイは後で会議室まで来る様に！
詳細は追って説明する。

ハイ、解散！！

ああ、今夜はどこの店にするかっていう話し合いですね。わかります。

畜生、トーマスめ。粉々に砕きおって！
これでは、流石の俺も再生できん。このままでは魂だけでフラフラするだけだな…。クビナシどころか全部なしだ。ｸｸｸ
まあ、いい。これはこれでやりやすい。一時的にならば実体化もできるしな。

この前エルガスの街にいい店出来たんだよ？
皆で行こうよ？
勿論隊長殿の奢りでｗ


アキラ「無駄口も結構だが今日のミーティングは少々深刻な問題を扱うんでな、早目に来る様にな。以上だ！」


？？？
何だろ？いつもに増して大袈裟な･･･

嫌な予感がするねぇ。行きたくないけど、仕方ないか。
サイ、僕は行くけど君はどうする？
一緒に行く？

うん、僕も行くよ。
何かトーマスじゃないけど今日のアキラ何か変だもん。
何か重大な話なのかも･･･

あらあら、カナリアちゃんも深刻そうな顔しちゃってる。ｸｽｸｽ
私たちと一緒にいれば幸せだっただろうに。
でも、そういうところがかわいいのよね。こうして見ているだけで楽しいわ。
あとはいい声で鳴いてくれれば最高ね。ｸｽｸｽ

さて、アキラさん。
これでメンバーは全員ですか？
いったい、これだけ集めて議題はなんでしょうか？

うむ、よろしい！
ではミーティングを始める。

まずはサイ！
お前の事だが･･･

サイ「なぁに、アキラ？」

（その時、トーマスの後の空間から突然魔力で強化された白銀の槍が出現し、トーマスの後頭部に向かい飛んできた）


サイ「！！！、トーマス、危ない！」


アキラ？「･･･チッ、外したわ！」

サイ「お、お前、アキラじゃないな！？誰だ！！」


･･･ﾌﾌ、いかにも。
私は貴方達の上司、二階堂明良ではないわ。
私は天界で掃除屋の様な仕事をしている、幻術士・ジャンヌダルクと言う者よ。
以後御見知り置きを、おチビちゃんに隊長さん、ﾌﾌ･･･

美人は忘れない主義なんだ。安心していいですよ。
どうせなら、仲良く遊びたいところだけど、仲良くは遊べそうにないですね。

サイ、いつものように時間を稼いでください。

サイ「うん、分かった！喰らえ！」


サイ「断罪の聖剣、ドウタヌキ！！」


ふん、遅いわ！！

（サイの技を流れる様なしなやかな動きで斜め前に避ける）

喰らいなさい！！

「ムツミ流新・合気闘術初伝、螺旋旋風殺！！」

（魔力で強化した鋭いキレのある手刀がサイの頚椎に直撃する）

サイ「が･･･あ･･･」

･･･あら、もう終わりかしら、ボクちゃん？ｸｽｸｽ。

サイ「く、くそ･･･」

ムツミ流？
ガブリエルのことをパパと呼ぶ……まさか、あのオモチャで…
ガブリエルの奴、あの方を模倣しているつもりかしら？
いいえ、これは臭いわね。ガブリエルの奴、意外と野心が強いものね。ｸｽｸｽ

あ〜あ、つまらないわね。
本当に貴方達、あのメフィストを倒した戦士なの？
まさか不意打ちでもしたんじゃないの？

サイ「な･･･なめるなこの年増！！」

･･･ピク（ジャンヌダルクの顔が一瞬歪む）

･･･ぼ、ボクぅ？そんなに死にたいの？

サイ「怒ると厚化粧が禿げちゃうよ、おばさん♪」

･･･こ、この可愛げのないガキめ！！


（突然、サイの周りの空間に、魔力で強化された白銀の矢が無数に出現する）


･･･ふふ、何故私が幻術士なんて呼ばれてるか教えてあげるわ。
私はね、無属性魔法の使い手なの。
別名、創造魔法と呼ばれる、ね。
この魔法は自分の持つ魔力が及ぶ範囲内の空間に魔力で好きな物を作り操る事が出来るのよ、ｸｽｸｽ。
因みに私位の使い手になれば、100�`向こうの相手でもその気になれば攻撃出来るわ。
あんまりそこの隊長さんに手の内を見せたくはないけど。

さ、死になさい、坊や！！

（サイの周りの矢がサイに向かい一斉に飛んでくる）

白銀の矢などアポカリプスの戦士には効かないよ。北斗神拳ばりにね。
サイ、惑わされちゃいけない。君は光を失った代わりに得た神眼があるじゃないか。
あの訓練を思い出して！

サイ「！！うん、分かった！！！」


サイ「･･･見えた！！（神眼で）」

（ジャンヌダルクの放った無数の矢を軽々とよける。）

え！嘘！？私の術を破った！！？

サイ「喰らえおばさん！！」

サイ「断罪の聖剣、アポカリ･･･！？」

（ニヤリ）･･･何てね。

（突然サイの後から魔力で強化されたワイヤーが無数に飛んできて、サイを捕らえた。更にその瞬間、ジャンヌがサイの背後に移動する。）


サイ「く、くそ･･･」
ふふ、これが私が幻術士と呼ばれる理由よ。
言ったでしょ？私は自分の魔力の及ぶ空間内に好きな物を作り操れるって？
それはつまり物を作れる空間内なら360°好きなとこから攻撃出来るという事よ？
プラス、私の格闘術が加われば、私の攻撃を見切れる者なんかほぼいないわ。

さ、このまま心臓でも貫いてあげようかしら坊や？ｸｽｸｽ。

さ、今度こそ死になさい！！？

バァン！！

（会議室の扉が開き、アキラを始めとする武装部隊が大量に部屋に流れ込んでくる）

アキラ「サイ！！トーマス！！大丈夫だったか！？」

サイ「あ、アキラ･･･」

アキラ「もう大丈夫だ、二人共！」

な、何よ、貴方！！
邪魔しないでくれない？

アキラ「残念だが、アンタは包囲されてる！大人しく調べ室まで同行願おうか。それともお望みならその綺麗な顔に風穴空けてやるが？」


ふふ、面白いわ。
だけど、こんな雑魚の集まりで私を捕らえられると思うの？

アキラ「変な真似はよして早くくるんだ！！！安心しろ、殺しはしない！！！」


ふふ、そう。残念ね。

じゃあもうお別れね。

（その時何かが大量に落ちてくる音がする。）

直径1mの鉄の隕石の雨に撃たれて死になさい！！


「無属性魔法、リセット・メテオ！！」

またね、隊長さん、坊や。

ガン、ボガ、バス、ドガ
（無数の鉄の隕石に撃たれ部下は次々と倒れ、建物は半壊近くまで破壊された。その隙にジャンヌはどこかへ消えた。）

……カナリアよ。私は建物の再建の資金を稼ぎに行ってくる。
一週間ほど留守にするが平気か？

>>34おい、そこの女よ。そのチカラ、少し貸してはくれぬか。
なあに、簡単なことだ。俺のカラダになるモノを作ってくれるだけでいい。ｸｸｸ…ガブリエルの命令ならば容易く実行できるであろう？

>>36
貴方が例の･･･
いいわ、貴方の願い、叶えてあげてよ？

（みるみる内に身体が出来上がる）

さ、これを使いあの人達に復讐をするがいいわ。
私はもう天界へ帰るわね。
アディオス。ﾌﾌ･･･

･･･私はあくまで貴方に従う身、貴方のやり方に口出し等出来わしませんわ。

気をつけて行ってらしてボス！
ご武運を祈ります！

馴染むぞ、このカラダ！
おまけにクビもあるじゃないか。いい、実にいい！
このいい気分で、あの女を殺りに行こう。モノリスをそそのかした魔女を狩りに行ってやる。ｸｸｸ

ふむ、戻ったかジャンヌ。

ジャンヌ「はい、仰せの通り、偵察を兼ねて軽く挨拶をして参りました。恐らく復旧には最低でも5日はかかる程度の損害は与えられたと思いますわ。」

うん、よくやったねジャンヌ！
さ、後は下がっていいよ。

ジャンヌ「！？
待って下さい、ガブリエル様！！この仕事が成功したらあの娘の行方を教えて下さるはずでは･･･!?」

貴様、たかが一介の上級天使のくせにこの天界王代理の俺に逆らうのか！！

ジャンヌ「も、申し訳ありません！！」


分かったらさっさと下がれ、下郎が！


ジャンヌ「･･･分かりました、申し訳ありませんでした（うつむいて怒りを抑えた表情で立ち去る）」


･･･ふん、お前の妹は返さないよ。
お前ら二人を会わせたら厄介な事になるしね。

ちゃんとタナトスに封魔牢の管理を強化する様言っとかないと、ね。

おい、カナリアとやら。ｸｸｸ
貴様らのボスは俺が捕えた。解放してほしければ、お前一人で今から指定した場所へ来い。
少しでもおかしな真似をすればモノリスの命はないものと思え。ｸｸｸ

お、お前は･･･クビナシ！！


（ニヤリ）
ﾌﾌ、ｳﾌﾌ、アハハハハ！！！

･･･貴方がボスをかどわかしたですって？
冗談も休み休み言いなさいな。
貴方、私はよく分かりませんが、ボスとは長い付き合いなのでしょう、それなりに。
なら、あの方のチカラも当然知ってますわよね？
ましてやあの方は世界最高峰の秘密組織のボス。
もし万が一殺害などした日には･･･

貴方、この世で生きていけなくなりますわよ？（殺気のこもった眼で睨みながら）

それでもよければどうぞ、人質を殺すがいいですわ。
もっとも貴方にボスを殺害出来るとは始めから思っておりませんが、ｸｽｸｽ･･･

モノリスのことなら、よく知ってるさ。その弱点もな。ｸｸｸ
どうやら、あんたはモノリスの信者のようだ。俺と同じくな。ｸｸｸ
昔のモノリスを知ってるか？
聖者に従って、メフィストや天界の連中に挑んで神に成り損ねた集団の一人だったらしいぜ。
俺が出会ったのは戦いに敗れた直後のモノリスだったんだが……ｸｸｸ

あの恐怖はいまだに夢で見るぜ。ｸｸｸ
だけど、俺は邪気眼(チカラ)を手に入れた。こないだみたいな不意打ちでも喰らわない限り俺が最強だ。よく覚えておけ、女。お前の後でトーマスの野郎やアキラもバラバラにしてやるぜ。ｸｸｸ
(全身の眼を見開く)
ほら、見ろよ。サイの眼だぜ。つまり、聖気眼も俺のモノってことだ。ｸｸｸ

ｸｽｸｽ･･･
まぁ、随分とお喋りな方ね？
どうしたのかしら？
焦りでもあるの？
例えば、何かをする予定があったのに当初の予定が狂ってきた事を隠す為わざと余裕を装っている、とかかしら？

･･･何か臭うわね、ｸｽｸｽ。

……私がいるそばでなんという会話をしているやら。
とりあえず、再建資金は稼いできた。あとは建物を再建する作業だけだ。構成員の諸君、これから土木作業に入るぞ。
各々、覚悟しておけ。

あら、ボス。
今まで一体どこに隠れていましたの？
おかげで貴方が近くにいるのを分かった上でこんな茶番劇を演じさせられるはめになってしまいましたが･･･

まぁ、よろしくてよ？

と、言う訳でクビナシさん？
今ならまだ見逃して差し上げてもよろしくてよ？
私達アポカリプスの戦士は無益な殺生は好まない質なのですの、ｸｽｸｽ･･･

さ、お帰りなさい？

さて、クビナシとやら。私は君と関わる気がない。関わりたくない。関わりたくない。関わりたくない。大事なことだから、三回言いました。
今すぐ去るか……っていう前に去ったのか。
さて、どこかの愚か者のせいで壊れた建物を再建するぞ。
現場監督はツンコに任せる。私は交通誘導員をやろう。
カナはお茶係だな。

･･･やれやれ、一応彼が嘘を言って私を動揺させて、自身に最大限有利な戦場に誘い込もうとしてたのは明白だったとはいえ、多少は貴方の事･が･･
いえ、何でもございませんわ。

さ、もう平気ですよ！出てらっしゃい！

（カナリアの声を合図に周囲100mから70人のアキラとサイを含めた、武装した隊員達が姿を表した）


一応やつの注意を私に引き付けておいてひそかに包囲させてましたの。

（満面の笑みをボスに向けて）
さ、そんな事より工事にかかると致しましょう？ボス。

クソッタレ…この俺をこけにしやがって……

しかも、サイとかって野郎から光を奪ってやったのにアイツは……みんな殺してやる。
天界の連中も気にいらない。魔界の連中は俺も殺ったのに、見返りがない。
許せねぇ…

ガブリエル、あなたは何を企んでいるの？
あの娘といい、その妹といい……
まるでパパの描いた創成の物語(神話)のオマージュじゃないの。
ねぇ、答えてちょうだいね。私に対しての隠し事はパパへの裏切りに直結するってわかってるわよね？

･･･
ふぅん、あの女、中々やるわね。

それにしても、あの私が身体を与えた人も中々の者ね。
今回は油断して敵の術中にはまってしまってたけど、あのままもし戦闘になっていれば、アポカリプスの連中も無事では済まなかったはず･･･
少なくても楽に30人は死人が出ていたわね･･･

･･･面白いわ！
ガブリエルにもう少し監視を続ける様命令されてたけど、これなら退屈しなさそうね、ﾌﾌ･･･


（怒りをあらわにした表情で）
･･･待ってなさいよ、ガブリエル！
今はいい子ちゃんを演じてアンタの命令を聞いてあげてるけど･･･
いつか妹のアテナをアンタから取り返してやるわ･･･

･･･そして･･･

ん、何を企んでいるだって？
（不敵な笑みを浮かべて）別に何も考えてなんかいやしないさね。
ただ俺にはあのデクの力が必要だった、それだけの話さ。

そんな事より、俺としてはむしろお前の方が何考えてっかわからんのだがね･･･

一応黙ってやってはいるが･･･
俺の手駒を勝手に動かして何を企んでやがる？
ん？
（場の空気が重くなる）

返答次第ではちょいと痛い目に会って貰う事になるが･･･


（威圧をこめた、重々しい口調で）

どうなんだい？一体？

あなたの手駒、ですって？
どういうつもりかしら？
パパの手駒である天使が手駒を持つの？
私には理解できないわ。おまけに、その天使たるあなたがパパの娘である私に脅しをかけるわけ!?
悪い夢を見ているようだわ。あなたのような単なる天使が神と同等の立場に立ったつもりかしら？

ｸｽｸｽ…いいわ。立場をわきまえるように躾てあげるわ。
ｸｽｸｽ…ｸｽｸｽ……
(突如、ガブリエルに雷が落ちる)

ｸｽｸｽ…ｸｽｸｽ……
天使は神の下僕なのよ。神の庇護なくしては、あなたは無力だと自覚なさい！

（突然目の前からガブリエルの姿が消え、どこからか声が聞こえる）

･･･くく、俺を躾るだと！？
お前ごときには無理だ！
今お前が攻撃したのはお約束の分身体だ！

いいか？いつか俺はあの方を越えて見せる！！
俺はただの天使ではない！
神になる資格を与えられた、特別な存在だ！
今日のとこは見逃してやるが、いずれ思い知らせてやる！

覚悟しておれ！


ハハハハハハハ！！

（ガブリエルの声と気配が消える）

ｸｰﾙになれ…ｸｰﾙになれ…ｸｰﾙになれ…
邪気眼も聖気眼も俺が手に入れた。魔界も滅ぼしたのは俺だ。ジークハルトも殺った……っ!?
そうだ、たしかにジークハルトを殺ったはずだ。なのに、なぜ俺はイカロスの紋章(チカラ)を手に入れてない!?
エクトプロンのチカラを手に入れるためにジークハルトを殺ったのに。邪気眼もエクトプロンもイカロスの紋章も手に入れられてない……奴の魂までは砕けなかったということか。
ｸｸｸ…おもしろい。実におもしろい！
おい、メフィストよ。俺は貴様を取り込んで、魂を救ってやった。
ここで貴様を解放しようかと思う。しかし、貴様の魂に鎖を付けてやる。俺へと繋がる鎖だ。
解いて欲しければ、ジークハルトの魂を粉々に砕いてこい!!
ｸｸｸ……

が･･･あ･･･

う、嘘を･･･つくな。き、貴様が私を･･･
無間地獄へと･･･落としたのではないかぁ！

……まさか、ね。ルシファーとは違うと思っていたけど所詮、人間出身の天使ってことね。
パパ、あなたはなぜ沈黙を守るの？
パパがルシファーを堕とした魔界はもう消えたわ。
さらにガブリエルはルシファーとは違って野心まで持っているわ。
ねぇ、パパ。あなたは私に試練をくれたの？
………いいわ。ガブリエルは私が裁きましょう。ｸｽｸｽ

なんと！かつての魔王陛下は物分かりが悪いと見られる。
では、あなたからはその余計な理性や心を粉々に砕いてしまいましょう。ｸｸｸ
--------------------------(以下グロ画像注意)

さあ、メフィストよ。ジークハルトを探せ。そして、食い尽せ！
ｸｸｸ……ｸﾊﾊﾊ！

ぐ、ぐわぁああー！！！


･･･うう、うをおぉー！！！
こ・ろ・すー！！
ジ、ジークぅ！！！

ぐわぁああー！！！

･･･やれやれ、どこの馬鹿が騒いでおると思ったら･･･

元魔王陛下ではありませんか、たく、情けねぇ･･･

おぅ、クビナシ！
元気か？
つか俺の事知らねぇか、ふん。

とりあえず、まずはそのマヌケな陛下殿から先に片付けるとしようか。


ムゥン！
「風魔流冥界剣・紫月！！」

メフィスト「ぐ、ぐがぁー！」
（すさまじいスピードから放たれた斬撃の衝撃波が、メフィストの魂を粉々に打ち砕いた）


･･･ふん、とりあえず一丁上がり、だな。

……貴様なぞ知らん。しかし、その技に見覚えはあるような気がするんだが。はて？
まあ、雑魚に用はない。どけ！
------------------------以下グロ画像注意











っ!?
俺の右手が地面に……いや、左手も……

･･･くく、俺とて貴様等始めは興味すらなかった！
だがな、これを見れば貴様とていやでも思い出さざるを得ないだろ。

そら、これだ！！

（謎の剣士は突然背を向けて、ある紋章を見せた。そう、あのイカロスの･･･）


そう、俺は貴様に殺され、あの後魂のみでさ迷い続け、あの方に魂を転生して頂いたのだ！
そう、あの天界の神、アポロン様によってな！

カナリアちゃん、お久しぶりね。
まあまあ、そんな怖い顔はしないでちょうだい。私はあなたに危害を加えるつもりはないのよ。
ほら、昔だけどルシファーの奴があなたにストーカーしてきた時だって、私がアイツに雷を落としてやったし、あなたがガブリエルにそそのかされて人界に移住しようとした時も私がパパに言って認めさせたんだからね。
あら、美味しいお茶ね。カナリアちゃんが煎れたの？

………わかったわ。短刀直入に話すわ。ガブリエルが裏切ったの。
ルシファーの時とは状況も違う。あなたに協力してほしいの。お願い！

（かなりぎこちない表情と仕種で）

え？あの･･･

あ、貴方程の方がわ、私程度の者の手等かりなくても･･･その･･･


あ、お、お茶が無くなりましたわね、おーい、ボス！
お茶を持って･･･

あぁ、アキラ！
それ緑茶でしょ！
ったく･･･

………ｸｸｸ
そうか、ジークハルトの魂は天界に拾われたか。まあ、せいぜい天界の派閥争いには気をつけろ。
殺れよ。お前の勝ちだ。ﾄﾄﾞﾒを刺せ。
俺とて邪気眼の戦士だ。引き際くらいは心得ている。
魂までしっかり粉々に砕けよ。天界の戦士よ、アポカリスと敵対するということをよく覚えておけ、よ……な
(首が地面に落ちる。そして、ジークハルトは剣はクビナシの肉体と魂を切り刻んでいく？)

カナリアちゃん。あなたは勘違いしているわ。
あなたは神々の中では落ちこぼれだったけどね。本来は天使にもなれない妖精だったのよ。
まあ、私の気まぐれで神々の仲間に入れようとしたわけだけれども。つまり、私はあなたには資格があると認めていたわけ。
そして、ガブリエルには資格がないのよ。
わかるかしら？
あら、イケメンさん。このお茶、私に？
嬉しいんだけど、もう一回ちゃんと煎れ直してちょうだいね。


まあ、いいわ。どっちにしろ、ここで私と接触したのもガブリエルにばれてるでしょう。奴の刺客が来ても恨まないでね。ｸｽｸｽ

･･･ふん。
敵ながら中々見事な奴よ。
俺の貴様に殺られた怨みはこんな程度では消えぬ！
だが、覚悟を決めてある戦士を永く辱め、苦しませるのは俺の趣味ではない。
せめて無駄に苦しまぬ様、一瞬で葬り去ってくれる。

「風魔流冥界剣・朱玉！！」

（しかし、ジークハルトの放った斬撃は、クビアリの首だけをはねて、通り過ぎて行く）

……どういうつもりだ？
首だけはねても俺は死なんぞ。邪気眼(チカラ)を持つモノの宿命だ。

やれやれ。天界の連中に協力を求められるとはな。
やれやれ。我が組織は慈善団体だな。
やれやれ。まあ、カナが来た時点で私の歯車は狂ってたわけだ。
やれやれ。やれやれ。やれやれ。
存在感を示すために三回言いました！なあ、トーマスにツンコよ！

(′ω`)「まあ、存在感薄いけど…」
ξ*ﾟ�听)ξ「べ、別にこんなスレでの存在感なんていらないわよ！」

･･･
私は平気ですわ。
あの日あの時、貴女に拾って頂けた恩は、今でも忘れてはおりませんわ！
貴女は神の子の中でも、とりわけ優秀な能力をお持ちの方、どんな裏があるかは解りませんが、私等でよろしければお力添えさせて頂きますわ。

刺客、ですか･･･
こちらで何とか致しますわ、ですから貴女は安心して天界へお帰りなさって下さい。

あらあら、愉快な方ね。ｸｽｸｽ
あなたがモノリスさんね。ｸｽｸｽ
あなたがこの世の全てを支配したいのなら、柔軟な思考は大切よ？
だから、ね？
お・ね・が・い

･･･ふん！
今チカラを求め過ぎた余り、道を見失い血迷った男、クビアリは死んだ。
ここにいるのは俺がチカラで捩伏せて、全ての邪悪な心を粉々に打ち砕かれ、ただ守るべき者の為に正しくチカラを使おうとする者、クビナシだ！


貴様、まだ目的を失って血迷っている暇があるなら俺についてくるか？
俺が貴様に居場所とチカラの使い方を与えてやる！


･･･まぁ、無理にとは言わぬがな･･･

やっぱり、カナリアちゃんはいい子ね。ｸｽｸｽ
信じてるわよ。ガブリエルの戯言には気をつけてね。
私は本当のところ、天界がどうなろうともなんとも思ってないのよ。
ただ、パパやあなたと幸せに暮らしていきたいだけなのよ。
そのために天界を守っているの。そして、ガブリエルはパパの立場を脅かそうとしているから滅ぼすつもりよ。
まあ、そこのモノリスさんにはカナリアちゃんを奪われているから気にいらないんだけどね。ｸｽｸｽ
カナリアちゃんの幸せのために見逃すわ。ただし、カナリアちゃんのためだということを忘れないでね。お・じ・さ・ま

あぁー！？
ボスとトーマスとカナさんだけずるい！！

僕とかアキラを馬車馬みたいに働かせといて自分達はこんな綺麗なお姉さんと鼻伸ばして遊んでるなんてー！！


僕も混ぜろー！！笑

ふん。気にいらない話だな。だが、それがいい。
しかし、俺はやり直しがきかないほど汚れている。貴様については行けない。俺は俺のやり方で、居場所とチカラの使い道を探すぜ。

まあ、とりあえず付いて行くわ。ｸｸｸ
俺の負けだ。あんたデカイな。

あらあら、坊やは褒め上手ね。ｸｽｸｽ
天界にもあなたみたいなのがいたわ。懐かしいわ。
……だけど、そいつもガブリエルと一緒に裏切ったわ。まったく、野心なんて持つからよ。
最低ね。

･･･け！
だが、問題ない。
この世に生まれりゃ人だろーが神だろーが結局は生きてりゃ汚れるんだ！
そんなもんはシカトして生きりゃいいんだ。
考えたって必ずそうなるんだから、意味が全くない。
先代トーマスが命を賭して俺に教えてくれた･･･


よし、行くぞ！
今からお前の名は･･･
あ〜・・・
面倒くせえ！お前が決めろ！

ﾌﾌ、また会ったわね、貴方達。
さ、今度こそ壊滅させたげる･･･


って、フレイア様ァ！！？
何故この様なみすぼらしい所におられるのです！？

そういや、ちゃんとした名前も言ってなかったな。古岡邪気って名前がある。
好きに呼んでくれ。とりあえず、首も再生させるからな。
……おい、そっちは行き止まりだぞ。方向音痴か？

あら、ジャンヌじゃないの。あなたは、ガブリエルに従っているのかしら？
それとも天界に従っているのかしら？
返答次第じゃ私が直々に相手になるわ。ｸｽｸｽ
(フレイアの体の周りに電流が走る)

･･･（冷や汗をかきながら）

･･･ﾌﾌ、甘いな邪気よ！
これは行き止まり等ではない！

ふん！！

（拳で壁を粉々に砕く）

ほらみろ、俺達の前に壁など存在しないのだ！！

ハーッハッハッハッハ！！！

め、滅相もないですわ！

も、もちろん私は天界の神・アポロン様以外の者などに仕える気など毛頭･･･

た、ただガブリエルには私の大切な妹を人質に、その･･･

アホか！天界に拾われ、俺に説教垂れた剣士が他人の家を壊して正義をかたるんじゃねーよ！！！
とりあえず、逃げるか？

･･･に、逃げるだと！？
なめるな！！
俺に後退などない！
あるのは前進の･･･

家の住人「くぉら〜、クソガキ共がぁ！！！うちの壁どないしてくれるんじゃ〜！！」

や、やべぇ！！
来たよ！！
おい、邪気！
とりあえずお前謝ってこい！
俺は遠くからひよっこのお前を見守っててやるから！！
フハハハハ！！！

ああ、妹ってタナトスに閉じ込められたあの娘のこと？
タナトスってそういえば、ガブリエルに従って裏切ったのかしら？
ちょっと、ジャンヌ。確認して来なさい。ガブリエルに何か言われたら、私に脅されたとでも言えばいいわ。
あのお馬鹿は天使の分際で神を超えるつもりみたいだわ。
まったく、アポロ兄さんがしっかりしないから、あんな奴が……。
パパさえ、しっかりしていれば……

……ちっ。
おじさん、俺見たぜ。あそこの剣士が壊していたところをな。早く自警団に通報した方がいいんじゃねーか？

私のアテナはタナトスに捕われているんですか！？

解りました、早急に確認してきます！

ありがとうございました！

（ジャンヌ、姿を消す）

なんか不安ね、あの娘。何も無きゃいいけど。
カナリアちゃん、おもしろそうだから、私はあの娘に付いて行くわ。
あとはよろしくね。ｸｽｸｽ
……くれぐれも気をつけてね。あのお馬鹿さんは、私の雷を避けたくらいだから。

あ、邪気！！
貴様、裏切ったなぁ！！
人を陥れたらいけないって親に教わんなかった･･･

わ、来るなクソジジイ！！

ぐわ、けつ叩くな･･･
貴様、もう許さん！


「風魔流冥界剣・木葉がえ・・・」

バシ！！

・・・げ、自警団だ！
お、こら、頭叩くなぁ！！！


ひぃ〜、おい、邪気！！
貴様助け･･･ぎゃー！！

ハイ、解りましたわ！
フレイア様もお気をつけて下さい。

私達も追って手を打つ様しますわ。

お元気で。

なにやらここまで変な流れになってましたが、新たなる世界（次スレ）がもし出来たら何とか考えますわ。
それでは。

(自警団に交じってジークハルトのケツを叩いてる)

なんか、言ったかジークハルト？

(まだ叩いてる)

またね、カナリアちゃん。


さて、あの娘の様子はちょっと距離を置いて監視しましょうか。
なんか嫌な予感がするのよね。案外、タナトスって何を考えているのか読めないし。

お、おま･･･
こ、殺す！
貴様だけは絶対殺す！
（自警団にけつを叩かれながら）

死ねぇ！

「風魔流冥界剣・死風･･･」

（その時、上から魔封じの網がジークハルトと邪気に被せられる）


し、しま！！
これは魔封じの･･･
き、貴様のせいだぞ邪気・・・


（こうして二人は街の城の地下牢に閉じ込められてしまう）

･･･
やれやれ、参ったなぁ･･･

多分、これで完全にフレイアの奴を敵に回しちまったなぁ･･･

こないだのアレだってもし直撃してたら流石の俺でもちとキツかったかも知れねぇし。
しかも情報によるとあいつ、あの出来損ないを訪ねて下界まで行ったらしいし、な。
あの女は戦闘力自体は大して高いはない。
単純に力だけの戦闘ならジャンヌとでもやらせておけばすぐに終わる。
だが、昔天界にいた頃からやつは人を惑わす術と駆け引きだけは誰よりも上だったな。
その辺の能力だけなら下手したらフレイアにも匹敵する程だ。


･･･もし奴らがフレイアと結託して来たらまずいなぁ･･･

･･･よし、仕方ねぇ、こーなったら我が部隊を上げて迎い撃ってやろうじゃねーの。
今がチャンスだ、一気に王座を手に入れてやろうじゃねえか！

ま、こっちにはフレイアも知らないあの切り札があるから、勝ちは目に見えているがよ、ハハハハハハハ！！

……わかりました、ボス。ボスの作ったホールを通って、僕とサイが天界に行き、彼らを監視すればいいのですね。
え！? カナさんにも秘密ですか？

超極秘任務ですね。アキラさんもカナさんも、ツンコも知らない。僕とサイ、そしてボスしか知らない任務……

では、行ってきます。さあ、サイも準備はOK？

なあ、ジークハルトよ。なぜ俺は地下牢などにいるのだろうか？
これは哲学的な課題だと思うぞ。
しかも、だ。こんな僻地の城に魔封じの網があるだなんておかしいとは思わないか？
こんなモノがあるということは………(ニヤリ)
さてはゲートがあるぞ、この国には。
どうするか、ジークハルトよ。暴れるか？

うん、こっち準備完了だよ、トーマス！

あ、そうだ！
後500ブルグ分のおやつを、と･･･
後KSPとソフトと･･･


さ、行こうか、トーマス！

（無愛想な、少し不機嫌な表情で）
･･･ふん、知るか！
俺達が今ここにいる意味なんて･･･

･･･そうか、この街にゲートが･･･て、ことは･･･

じゃ、仕方ねぇ！行くか邪気よ！
どうせ俺達にはこんな生き方しか出来ねんだ！
俺達は俺達らしく派手に行こうぞ！！


下がっておれ！

ぬぉおお〜！！！

ズガーン！！
（ジークハルトの放った凄まじい斬撃が、牢の壁を破る。）


･･･今だ、行くぞ！！

武器も奪わずに地下牢とは、どれだけおざなりというか舐めてるというか…。不自然な街だ。まさか、誰かの人工国家？
まあ、なんでもいい。俺も派手にやらせてもらうぜ。
(邪気眼を利用した斬撃でジークハルトとは逆方向の壁を砕く)

どうだ、ジークハルト！見たか俺のチカラを。貴様の斬撃よりも俺の斬撃の方が威力高いだろう？

>>94………あなた、私をバカにしているのかしら？
私がすぐ後ろに居ながら、よくもぬけぬけとそんな独り言が言えるわね。
まあ、お馴染の分身であなたを監視していただけだけれども。この分身を砕くつもりなら、やめておきなさい。
あなたの苦手な雷でできた分身なのだから。


喋りすぎたわね。この世界(スレ)は閉鎖しておくわ。これであなたは封印ね。ｸｽｸｽ