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女性 2歳 長崎

あれから

切らなくなって
何ヶ月か経ちますが傷は消える気配がありません。

切っていた当時は現在のような未来の事も周りの事も考えきれずに余裕もありませんでした。

でも少しずつ症状が減り精神的にも余裕ができて社会的生活に参加するようになれた頃、私は気付きました。
私は今まで自分の腕を刃物で傷付けていた事に。
自分の腕を傷付けていた。
もしそれが他人の腕だったら?
大切な人の腕だったら?
そう考えると後悔で一杯になりました。
切っている中で自分を救えた事だってありました。

でもそれは一時的な感情に過ぎていませんでした。

今は命があり生きていることに誇りを持っています。

傷を見る度に過去の自分が悲しくなり今の自分を誉めてあげたくなります
[職業]
学生
(W51CA/au)