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女性 21歳 福島

傷跡と共に生きます。

私は東日本大震災でたった一人の父親を失いました。
本当に突然の出来事で、今でも父親の死を受け入れられない部分があります。

何も親孝行してあげられませんでした。
父親が最後に笑った日はいつだったでしょうか。

腕の傷を見る度、自分の愚かさを痛感して涙が溢れます。

沢山心配をかけました。
親は私の腕の傷を見る度、怒鳴りました。
誰にも分かってもらえなくて…
ずっとずっと苦しかった。

でももう腕を切ることはないと思います。
父親の死を受けて、私の心境は大きく変わりました。

生きようと思います。
例え後ろを振り返りながらだとしても…

それが今の私に出来る唯一の親孝行だから。

傷跡は一生消えません。
私の体と共に一緒に付いてきます。
周囲の目はきっと冷たいものばかりでしょう。

だけど私は決めたから…
みんなに受け入れてもらえるまで、私は私のために自分の気持ちを打ち明けていきたいと思います。

切ることは悪いことじゃない。
この傷を後悔する日が来たとしても、私は切ったことが間違いだとは思いたくありません。

切ることがその時の私の唯一の救いでした。

今も苦しんでる人へ。
止めるにはそれなりの努力は必要です。
いつか自傷以外に自分を守れる術が見つかるといいですね。

傷跡と共に一緒に生きてみませんか?


最後に…
この震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
(SN3G/au)
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私は貴方の年齢の時まだカミソリを手にして毎晩毎晩大量の血を流してました。
今はもう最後に切ったのが何年前か忘れましたが。
何年も切り続けた結果医者も苦笑いの誰が見ても汚い手首になってしまったけど私も傷と共に生きてます。
切らない日を増やしていって徐々に辞めれました。
私と違い空さんは今回ホント大変な思いをなさったと思います。
他人が偉そうに言える立場ではありませんがお父様はそう思ってる空さんの気持ちきっと嬉しく思えてるはずです。
空さんみたく若くないし良い歳なりましたが切ってる時は解らなかったけど生きれば生きるほど大嫌いだった大人になり
仕事しだしたり恋をしたり目標ができたり
色んな場面でこの傷は邪魔だ
って何回も痛感しました。
でももがきながらも生き抜いた証だから。
私は勝手にそう思い込ませてます。
だから合えて傷を消さずに今まで私は生きてます。
少しでも早く自傷から皆卒業して欲しいです。
後々ネックに必ずなる場面があります。
空さん
生きててくれて有難うございます。
今回亡くなられた皆様には心から御冥福お祈り致します。
(SH02B/FOMA)