1 MOON LIGHT
男 35歳 福島

死ぬに死ねない

10代の後半から徐々に鬱気味となり大学中退後10代年近く引きこもりその間2度未遂。30才で少し不思議な感覚的精神的経験をしてから妙にハイな精神状態になり何かに尻を叩かれるように働きに出るようになった。ただそれと引き換えに脳に軽い障害を抱えることになる。歯科治療上のトラブル(左奥歯の神経に達する虫歯治療から帰って来てから何か変な感覚を覚え、気付いてみたらそれまでスイスイ読めていた新聞や英語がもうそれまでみたいに読めなくなっていたし今読んだり聞いたりしたことが覚えづらくなっていた。歯医者に行くまでは理解、記憶とも何の問題もなかった。分厚い法律書を好んで読み独学で勉強していたくらいだ)であることは本人には明白だが立証困難で泣き寝入り(地元の歯科大附属病院の教授に診てもらったりもしたが気にしすぎだとか年齢的な原因もあるとか言って治療の外形のみを診て治療的には何等問題ないと決め付けた。その後その歯科大は国家試験で長年不正を行っていたことが明らかとなった。学校も卒業生もダメだったわけだ)。短期記憶、言語、空間把握、イメージ化といった機能が急に減退。計画性も弱まった感じ。CTと脳波検査と知能テストによれば左脳から前頭葉にかけて少し異常があるらしい。そのせいでなんてことない仕事でつまずくこともしばしば。年のせいにされたり、年下の同僚に馬鹿呼ばわりされたり。結果派遣を転々として今に至る。目覚めは絶望感と自暴自棄の自殺願望に充ちている。親が居なかったら間違いなく樹海にぶら下がっているだろう。年老いていく親を見捨てることが出来ない。幸せにちゃんと頑張っている兄弟達に身内の行方不明などという暗い不名誉な影を背負わせたくもない。それで嫌々生きている。死にたいのに死ねない。これはこれで切ないものだ。せめて頭が壊れさえしなかったらといわば引きこもりからの脱却と引き換えに能力を奪った神を呪う日々。全てパーになったと天を仰いだ。ある人から見ればまだマシなほうなのかも知れないが自分はどんな状態、どんな人生も受け入れていくというスタンスはとれない。空っぽの青春時代の次はバカチョン人生か?早く最後の審判とやらを下してくれ。これ以上は無理だ。
[職業]
派遣
(ID:yYjNBN)
2 ましろ
歯医者でもそんな事が起こるんですね…
主の気持ちは分かると言ったらウソになるでしょうね。その状態を経験してるわけじゃないですから…
でも、死ぬに死ねないっていう気持ちは分かります
私も、その一人ですから…
(ID:FUDW1y)