1 りな
女 19歳 東京

聞いて

私は、小学校・中学校といじめを受けていました。なんども死のうと思って、学校の帰り道に空を見上げては高いビルを探して、「あそこからだったら確実に死ねるかな」と思ってた。リスカもたくさんしたけど、チキンだから深く切ることが出来なかった。薬をたくさん飲んだけど、ただ胃があれて脱水症状になっただけで死ねなかった。母子家庭で育った私には、弟が二人いて母は弟には優しく、私は居ないものとしていたので、学校にも家にも居場所がなかった。それに家がとても貧乏で、電気、ガス、水道が止まるなんてしょっしゅう。その度に、カーテンを開けて少しでも外の光を家に入れるようにした。夜ご飯がない日なんて珍しいことじゃなかったから、夜ご飯がある日はすごく嬉しかった。私には毎日楽しい事なんてなかった。学校に行けば、みんなに陰口を言われて何度も頭の中ではそいつらを殺した。
そんな毎日だったけど、私は絶対に学校を休まなかった。休んだから負けだと思ったから。みんなの顔を見る度に「死ね」って思いながら授業を受けていた。高校生になった私は、人生逆転してやろうと思った。結果、高校生活は楽しくてしょうがなかった。友達がたくさん出来た。なぜなら私はいじめられない自分に変わったから。
可愛くなりたくてダイエットをして、ファッションや、化粧品の勉強をした。
貧乏な自分がいやだから、年齢をごまかして風俗で働いたこともある。
援交もして、私の財布には常に万札が入ってた。
私はそのとき勝ち組になったと思った。
絶対に今の私は、私をいじめてた奴らより可愛くなったし、お金もある。
彼氏が欲しくて、たくさんの男と付き合った。
私は好きだったけど、向こうはエッチがしたいだけだったみたいだけど。
それでも一人でいるよりはずっと良かった。
(ID:cR/gS9)