13 ◆5aCr
「GARBAGE」

澱んだ空と大地に似つかわしい、暗く沈んだ自分の心に嫌気が差す
疲れた心が、癒えない傷の疼きを厭でも思い出させる

おまえ如きに俺の想いを理解できやしない、できやしないさ
盲目の鳥が空を飛べるか?飛べやしないだろ
   (その目は物事の表層だけを映し、本質など何も捉えようとはしない)
   (それなら初めから見えてないのと何ら変わりない)

俺はただひたすら死刑台の階段を上っていくだけ

さあ これで終わりだ
死んでくれ

汚穢扱いされ、淘汰されゆく俺の叫び  俺の言葉に意味など無いと
俺はまだ何ひとつ 手に入れてはいないのに

奴らは俺をクズだと謗る
   (俺はアンチの”贄”として祀り上げられた)
俺が願うは たとえ踏みにじられても生きていく強さ

寝ても覚めても結局はそんな日常の繰り返し
理想だって叫んでやる  俺は幸せになりたいんだと

鮮血に染まる口を開けた俺の傷と、それを見て嘲笑う 奴らの赤い唇
俺の痛みも悲しみも、おまえらなどに何も伝わりはしない
俺はこの身を削って生き様示し・・・ 世間の冷たい仕打ちにも耐え・・・
死ね・・・ 忘れたい・・・ 大嫌い・・・  そう叫ぶのさ
この先も 無数の傷痕を糧にして俺は唄う、リセットの効かない人生をな。