15 ◆QkLW
第三話 リヴェンジ


皇帝 豚「カスどもめ…ドライマールのタヒにぞこない連中によもや敗北するとは…
ドライマールの軍団が漏れ様治めるこのフェドリアに来るのももはや時間の問題。
今回は退くのだ…
この豚人生最大の苦境

フェドリアを手放さねば漏れの命が消えるお

うぐぐ…仕方あるまい…」


豚は椅子に掛け、本を著していた


皇帝豚「斥候が来てからでも遅くはあるまい
この豚、逃げ足だけは誰にも負けん」
16 ◆QkLW
その時豚は背後に影の存在を感じた。

豚はナイフを手に振り返った

まったく見えない
が、足音を感じる
音が聞こえる

皇帝豚「ば…馬鹿な。なぜいる。こんなにも早くに…

ミストッ!!!」

影は近付くにつれそのまがまがしき姿態を露わにした

漆黒の帷子を纏い
邪念、憎悪、怨恨、復讐心がひしひしと豚に伝わる


(= ω =)「お前の胸から心臓をくり抜いてやる。喉を切り裂き、地獄へ送ってやる。」
17 ◆QkLW
皇帝豚「ケヒャヒャ…もももも漏れ様はフェドリア皇帝豚様だぞ!?あ?タヒんでたまるか!もまいみたいなチンカスにやられてたまるか!」


(='ω'=)「醜い…吠えるな。」

(= ω =)「影の中で、俺は生きてきた。今が復讐の時、決起に相応しい日。光と闇を抜けて、俺は軍団と共に駆け、敗れることのないこの日が訪れた。」

(#='ω'=)「俺は戦う!!」

まさに一瞬

ミストは魔法剣で豚の喉から胸を切り裂きそのまま手を突っ込んだ

豚の心臓を潰した
戦いにならない
圧倒的な力
邪な正義から生まれる常勝の力

ミストにかなう者はもはやいなかった
18 ◆QkLW
皇帝豚(我が神の如き心臓の音を感じる…力が抜け、こわれていく…すべてが暗い、光が見えない…すまぬ神々よ…フェドリアの民よ…)

皇帝 豚の最後の戦いは、不当なものとなった


(='ω'=)「お前の骸を墓に埋めてやろう。言い残すことはないか?クク…喉を切り裂かれたお前にはそれすらできぬな…今日がお前の最後。」


影の中で、俺は生きてきた。今が復讐の時、決起に相応しい日。光と闇を抜けて、俺は軍団と共に駆け、敗れることのないこの日が訪れた。

復讐
復讐復讐
復讐復讐復讐
復讐復讐復讐復讐


復讐するのだ。


m9(=^ω^=)セレスティ♪