18 無名さん
Data
Data
Tsumugi Nishiyama
西山 紬
もー、早くしなさいよ。
162㎝ 12/7 A型
体育委員 陸上部 三年
NL/GL #c4a3bf 17.3.15～
性格
＊責任感が強く、負けず嫌いの頑固者。思ったことはすぐ口に出し、出さずとも表情や仕草には表れてしまうらしく本人も意図せぬ形で裏表の無い人格が成り立っている。その善し悪しは判断に難しく、気の許せる友人達からは「もう少しオブラートに包んだほうが」と指摘があるのはいつものことであり、だからこそ気には掛けているものの、気付くのは毎度表へと出てしまったあとである。自分に厳しく、他人にも厳しい――訳ではなく、口調こそ強くなってしまうことはあるものの、悪態を吐きつつ甘い面を見せることの方が多い。大家族の長女として育ったせいか、面倒見が良いと言うよりも、お節介焼きなオカン気質。頼りがいのある姉で居たい気持ちとは裏腹に、手先が不器用なため実力が追いついていないことには本人も認めたくないが薄々気付いている。
備考
＊入寮前は片道40分かけて六花学園へと通っていたが、その時間も勉強や部活動へ費やしたいと両親に相談し入寮が決まった。実家には両親と妹三人、弟二人居る。共働きの両親に代わり、実家では長女としての責任感か黙々と家事をこなしてきた。しかし、ある日妹の一人が「料理当番だけは代わりにやりたい」と言い出してくれた事に、妹の成長と己の負担が減ることに感謝感激の気持ちでいたが、実は料理の腕が残念な姉に代わって引き受けた事を他の兄弟達は知っているが誰も口には出さなかった。制服の着こなしはごく一般的、ひどく着崩すこともなく、しいて言えば寒がりのせいか冬は着込んでいる為着太りして見えるのが気になるらしい。小学生の頃より続けてきた長距離走では、努力に比例して結果を残し、その世界においては少しばかり名の知れた選手である。そして負けず嫌いな性格が幸いし、勉強も要領よくこなしている。頑張れば何でもできる自分はやれる、の精神であるが、やはり料理の腕は残念であり、裁縫もへたくそ、おまけに機械音痴なのは隠しようもなく、仲を深めれば更に露見されることだろう。
ロール
＊（放課後の教室、陽も落ちかけて昼間より幾分か気温の下がったそこで薄いグレーのカーディガンに身を包み肩を震わせる姿が一つ。時折、小さく呻く声は廊下にこそ聞こえないものの、誰も居ない教室には十分過ぎる程に響いているはず。向かい合う机の上には裁縫道具と淡く画面の光る携帯端末。画面には“本日の部活動は休みです”というメッセージ。ぽっかりと空いてしまった放課後、通常ならば帰路につき寮の自室でノートに向かい合うつもりではあったが、ふとボタンの外れ掛けたブレザーに気づき、それならばと針と糸を手にしたのはかれこれ何十分前からであろうか。糸通しという友人が姿を消した裁縫道具に絶望し、やっと針に糸を通したものの、何度縫い直してもヨレヨレとした残念な仕上がりになるボタン縫いに眉間の皺も徐々に深く刻まれてゆく。そしてついに、諦めの色を含んだ大きなため息を一つ溢したなら、椅子の背もたれへ体重を預けて天井を仰ぎながらぼそぼそと弱音を吐く姿は、誰も居ないからこそ見せるもので）……はあ。自動ボタン縫い機とか、あればいいのにー。
[←戻る］
Data
Tsumugi Nishiyama
西山 紬
もー、早くしなさいよ。
162㎝ 12/7 A型
体育委員 陸上部 三年
NL/GL #c4a3bf 17.3.15～
性格
＊責任感が強く、負けず嫌いの頑固者。思ったことはすぐ口に出し、出さずとも表情や仕草には表れてしまうらしく本人も意図せぬ形で裏表の無い人格が成り立っている。その善し悪しは判断に難しく、気の許せる友人達からは「もう少しオブラートに包んだほうが」と指摘があるのはいつものことであり、だからこそ気には掛けているものの、気付くのは毎度表へと出てしまったあとである。自分に厳しく、他人にも厳しい――訳ではなく、口調こそ強くなってしまうことはあるものの、悪態を吐きつつ甘い面を見せることの方が多い。大家族の長女として育ったせいか、面倒見が良いと言うよりも、お節介焼きなオカン気質。頼りがいのある姉で居たい気持ちとは裏腹に、手先が不器用なため実力が追いついていないことには本人も認めたくないが薄々気付いている。
備考
＊入寮前は片道40分かけて六花学園へと通っていたが、その時間も勉強や部活動へ費やしたいと両親に相談し入寮が決まった。実家には両親と妹三人、弟二人居る。共働きの両親に代わり、実家では長女としての責任感か黙々と家事をこなしてきた。しかし、ある日妹の一人が「料理当番だけは代わりにやりたい」と言い出してくれた事に、妹の成長と己の負担が減ることに感謝感激の気持ちでいたが、実は料理の腕が残念な姉に代わって引き受けた事を他の兄弟達は知っているが誰も口には出さなかった。制服の着こなしはごく一般的、ひどく着崩すこともなく、しいて言えば寒がりのせいか冬は着込んでいる為着太りして見えるのが気になるらしい。小学生の頃より続けてきた長距離走では、努力に比例して結果を残し、その世界においては少しばかり名の知れた選手である。そして負けず嫌いな性格が幸いし、勉強も要領よくこなしている。頑張れば何でもできる自分はやれる、の精神であるが、やはり料理の腕は残念であり、裁縫もへたくそ、おまけに機械音痴なのは隠しようもなく、仲を深めれば更に露見されることだろう。
ロール
＊（放課後の教室、陽も落ちかけて昼間より幾分か気温の下がったそこで薄いグレーのカーディガンに身を包み肩を震わせる姿が一つ。時折、小さく呻く声は廊下にこそ聞こえないものの、誰も居ない教室には十分過ぎる程に響いているはず。向かい合う机の上には裁縫道具と淡く画面の光る携帯端末。画面には“本日の部活動は休みです”というメッセージ。ぽっかりと空いてしまった放課後、通常ならば帰路につき寮の自室でノートに向かい合うつもりではあったが、ふとボタンの外れ掛けたブレザーに気づき、それならばと針と糸を手にしたのはかれこれ何十分前からであろうか。糸通しという友人が姿を消した裁縫道具に絶望し、やっと針に糸を通したものの、何度縫い直してもヨレヨレとした残念な仕上がりになるボタン縫いに眉間の皺も徐々に深く刻まれてゆく。そしてついに、諦めの色を含んだ大きなため息を一つ溢したなら、椅子の背もたれへ体重を預けて天井を仰ぎながらぼそぼそと弱音を吐く姿は、誰も居ないからこそ見せるもので）……はあ。自動ボタン縫い機とか、あればいいのにー。
[←戻る］