20 優河
風鈴さん
あぁ、聞きたいなら別に……
ただ、信じられないと思うが……
俺にははっきりとした記憶はないんだ
微妙に断片的なものしか

彼氏がねはっきり覚えてる人だったんだ
俺は魂の感覚?みたいなものしか感じれないが
なぜ異様に火が怖いか
一人になろうとするか
臆病なのか
考えすぎるのか

教育されただけで激しすぎるだろう、と疑問もあったり
言ったことないセリフが頭から離れなかったり(聞いたこともないのに)
彼氏に出会った瞬間に違うものを感じたとか

魂に残っていたのかな
異様に思う事柄もおおかったんだが
彼氏が見てくれて話してくれて話が繋がったから


彼氏は前世で旦那さんで
死ぬ間際に、かたく約束したんだ
来世で必ず探して愛し合うって
みつけてねって

彼氏の肩には縫われてない、剣が貫通した二本の傷痕が残っていた


出会って、死にかけていた俺に初めて男性が俺に怒られることなく触れて
抱き締めれた


ずっと、孤独に生きてきたんだ
だから余計に誰にも触られたくなかった
事情もあったけどね

そして、俺は彼氏を生まれたときから、探していた
一度見つけたのに声をかけれなかった
きちんと出会えて
やっと出会えたって思えた

輪廻転生
俺のはじまりは小さな国のお姫様
彼氏は旦那さま
彼氏は先に、俺の身代わりになって死んだ
俺は民衆の前に姿を出さずに臆病になって
孤独な最後を迎えた

それから、転生した
小さな村に生まれた
両親がどうなっただのはしらないが幼いときから孤独で村の外れに自力で家を建てて、魔女だと罵られて、魔女狩りにあって火あぶにの処刑を受けて死んだ

そして、日本の平成に生まれ変わった
その頃から、誰かを探していた
でも記憶が曖昧だったからわからなかった
いつも頭に出てくる顔の見えない男性を探していた
そいつ以外の野郎には興味がなかった

そしたらいつかはわからないが、入院中にその人を知って付き合えることを幼い頃に知った
体験をしてきた


今年の五月に、同じ体験をした
そのときにやっと、実感した
彼氏が、そうだったんだと自分でもわからないけど何百年って探していたって
感覚だった

彼氏も俺に触れるまで、忘れていたけど
魂の共鳴みたいに感じてたんだ
んで、触れたらすべてを思い出したんだ


なんだか支離滅裂なこと書いてるみたい
わかりにくかったらごめんm(__)m
(N905i/FOMA)