24 無名さん
By クイン
2017-12-01 20:04:06
入室>(商売には打って付けの晴天の下、身体に似合わぬ大きなリュックには組立式の売棚が織り込まれて差し込まれている。───あぁ、重い。そんな事を考えてはいるものの顔には出さず、すれ違う人達と軽い挨拶を交わしながら風情ある城下の景観を楽しみながら大股で歩いていた)
…この辺だな───ッと!とと、うわわわあっ!(目印となる街灯を数えるべく余所見をしていた矢先、目の前の壁…否、人物にまで気が回らなかった様だ。ドンッ!と鈍い衝撃と共に背中の重みが相俟って尻餅を付くと、尻から響いた痛みに頭から覗いていた獣耳が尖りを見せ、更にガラガラと背負っていた木の棒が四本全て道に逃げてしまう。余所見をしていたのは自分なのだが、いつの間に建てられたのかと。目の前に現れた白衣の壁に怪訝に眉を寄せてゆっくりと金の視線を上げ)
いってて…。な、なんで此処に壁……が……?(見上げた先が人間の男と気付き、その長身と落ちてきた謝罪の声を耳にしつつ心で叫ぶ。───でかっ!と)

(PL/初めまして。プリプリンスと申します。久しぶりのなりチャになりますが、宜しくお願い致します…!)

ほらよ