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第四話 ソード・オブ・サルヴェイション


ドライマール軍は夜明けにフェドリアへ押し寄せ、皇帝を失ったこの都市は瞬く間に制圧された。

民は皆殺しにされフェドリアは死んだのだ。


(`・∀・)「やりましたねミスト様w一歩新世界創造に近付きましたね!」


(='ω'=)「クク…ハゲロリ…その標を俺は手に入れた」


(`・∀・)「標…と言いますと?」

(='ω'=)「これだ。」

ミストは一冊の本を取り出した。
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(='ω'=)「豚の覚書を探り、俺はこの古き黒き書を見つけた。この書は、世界の創造についての真実を語る。」


(`・∀・)「はあはあ」

(='ω'=)「説明しよう。はじめに、フライオンの大いなる精霊が四つの力を一つにする剣を創った。」
ミストが自分の剣を手に取った

(`・∀・)「ミスト様…その剣が?」

(='ω'=)「フフン♪そうだ…闇の迷宮を抜けた先で手に入れたこの魔法剣こそ、大いなる精霊の創りし聖剣だ。紛れもない。この地のしるしがある。この書の情報すべて合致した。」
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(`・∀・)「この聖剣はミスト様を選んだわけですかww」


(='ω'=)「聖剣と言っても剣は剣。所詮生けるものを殺すだけの道具にすぎん。折角創られたのにその唯一の仕事が出来ない…哀れな剣だ。嘆きがよくわかる。この剣もまた、復讐をのぞんでいるのだ。俺に出会えてさぞ嬉しかろう。」

(`・∀・)「確かにwそれで、四つの力を一つにって具体的にどうするおつもりで?」


(='ω'=)「書にはこう書かれている。地と風、火と氷、すべての力を手に入れた時、その者は支配者となる。」

(='ω'=)「俺の剣はその力への鍵。今は、最後の扉を開く時。」
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(`・∀・)「四つの力即ち…」

(='ω'=)「それぞれ一つの力を持つ元素神達のことだ。」


ミストは神々が集まったその場所への道を見出す。

(='ω'=)「すべての力を一つにする。そしてフライオンの地を統べるために立つのだ。救済の剣と共に!」


(`・∀・)「しかし…どうやって神々を誘き出すおつもりで?」

(=^ω^=)「戦いがあったことを告げるメッセージを神々に送るんだ。フェドリアが堕ちたと知れば神々は精霊に祈りを捧げるためにデイルへと赴くだろう。」
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ミストの思惑通り神々は祈りの地、デイルへと足を運んだ。


(='ω'=)「クク…今、神々はデイルに集まり、最後の祈りを捧げることになる。」

(`・∀・)「我々はいかがいたしましょう?」

(='ω'=)「悪いが今回も待機していろ。俺は豚と偽りデイルへ赴く」

(`・∀・)「ミスト様ならば何事も無いと思いますが、お気を付けてw」

(='ω'=)「…………」


(='ω'=)「神々は最後の祈りを捧げる。その行為が俺を導いた。間抜けな神々め…俺は立つ。救済の剣と共に。」


m9(=^ω^=)セレスティ♪