34 無名さん
No.3 ルース・ ザウィート

イヤッホー! 一番乗り!

じゃ、ないだって!? 参ったな、早めに来たつもりが一足遅かったみたいだ。一番乗りおめでとう! さて、宿泊帳が出来たっていうから、早速書いてみようと思う。ほら、日頃同じ入居者として顔を見ることはあっても話したことって実は挨拶程度あるかないかだし、こうやって文字ででも話せるのは貴重だろ? そりゃもう同じ屋根の下の美人なお姉さんとか気になっちゃったりするわけよ? いやあ、柄にもなくシャイになっちまってたが、今日でそれもおしまいだ!

おっとっと、それよりまずはカミーユさんにお疲れ様、だ。思えば行くアテのない俺を泊めてくれたときから気の利くイイ兄さんだと思ってたぜ! ハハッ、この勢いでもう少しばかり家賃が安くなれば俺の晩飯が豪華になるんだがな! 美味い肉が食いたいぜ…

んでもって、今日のお題ってことで自己紹介だな。
俺の名はルース・ザウィート。職業はさすらいの探検家だ。本当はたくさんの仲間たちと遺跡を隅から隅まで探索するのが仕事なんだが、今はワケあって一人で行動してる。一匹狼ってヤツだ。だが効率は下がっちまったから…どうだい、ここのみんなも俺と一緒に遺跡デートと洒落こまないか? お宝は山分け、ちょっとスリリングだが楽しさは保証しとくぜ。
おっと、話が逸れかけたな。種族は誇り高きウェアウルフの一族。月の光を浴びればたくましい狼の姿に早変わりだ。今これを書きながら光がさしてこないか心配だよ。書きかけで狼になっちまう。それから、部屋は302号室を借りてる。お隣のランスとウィレムはよろしくな。…ああそうだ、せっかくだから書いておくけど、夜中に廊下をうろついてたら俺の部屋のドア、開けてくれ。ドアノブが回せなくてさ。かじったりしたら怒られるだろうし。頼むぜ。

ま、そんなところか? お隣さん二人とも話す機会が無かったが、これから楽しくやろうぜ。もちろんここに住んでる全員もだ。美人の姉さんとカワイ子ちゃんは特にな!
それじゃ、今日はこれで失礼するぜ。よい一日を!


狼の初日出席簿。
自信満々に自作凸してこれだけノリノリだった癖に
二日目にして未出席(お題は前の人に質問)
住民ボッコされて拗ねた模様