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第五話 レイン・オヴ・エレメンツ


デイルには神々が集結しようとしていた


(='豚'=)「デイルに神々は集う。最後の手を打つ時。失敗がなきよう…失敗すればもはやそれまで…」


(^6^`)「む…?もしや…豚殿…?」

(='豚'=;)「ハッ!?き…あなたは…満二郎…様」


(^6^`)「やはり豚殿…。よかった、ご無事でしたか」

(='豚'=)(火の元素神・満二郎…その顔忘れもしない。あの地獄へ送った恨みを晴らすまで…しかし、ここで殺 すのはよそう。一人死 ねば他の神々にまずバレてしまう。全員集まった時こそ復讐の時。)
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(^6^`)「豚殿…フェドリアは…」

(='豚'=)「はい。ドライマール軍の猛攻に為すすべなくフェドリアは堕ちました。我だけは命からがら醜く逃げおおしました…」


(^6^`)「そうでしたか…あなたはタヒんではいけない。共に祈りましょう。」


豚ミストと満二郎はデイルまで共に進むこととなった。
そうして二刻ほど経った時・・

(´'ω'`)「火の神よ。」

(='豚'=)「ッ!!」
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(^6^`)「おお…風の神。あなたですか。」
(´'ω'`)「えぇ…大変な事になってしまいましたわ…」


(='豚'=)(風の元素神・キャタピー…ああ、数してしまいたい…己が復讐心を抑えられるのか…)


(´'ω'`)「皇帝よ…どうか気を落とさないで下さい。あなたにはまだフライオンを生存させる手助けをしていただかねば…」

(='豚'=)「わかっております…」
(´'ω'`)「大丈夫です。きっと精霊達が力を貸して下さるでしょう。」

そう言ってキャタピーは微笑んだ。

(='豚'=)(おめでたい奴らだ。神々というのは揃いも揃って間抜けばかりだな。)
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一夜明け豚ミスト一行はデイルへと到着した。
デイルに人はいない。いるのは復讐される神々のみ…

石の輪が見える
神々が揃った
もう一歩、それで終わりだ


氷の神(´ω`)「!」
地の神ポポフ「!」


(^6^`)「地の神よ。お前の手紙を受け取り、我らはここに来た。祈る他、我らにできることはないのか?」

(´ω`)「…」

ポポフ「火の神よ、風の神よ…その者は…」

(^6^`)「?フェドリア皇帝豚殿だが…」

満二郎はポポフの怯えた様子に首を傾げ豚の方へ振り返った
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(= 豚 =)「…クク」

(^6^`;;;)「ぶ…豚殿?」


(;´'ω'`)「とてつもない邪念です…まさか。」


(;´ω`)「   」

ポポフ「それは偽物だ、豚ではない!逃げろ、必死に逃げろ!それはミストだ!」


(='ω'=)「フハハハハーーーッ!!そうだ、ミストだ!お前達を心の底から憎む者だ!もう遅い!無駄だ!一人も逃がさん!」
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(´'ω'`)「そ…そんな…!」


ミストは魔法剣・セレスティを手に取った。

(((;´ω`)))「」


(^6^`;)「き…貴様!その聖剣!」

(='ω'=)「精霊の力により、俺はこの剣を使う。偉大にして力持つ王となるのだ!フライオンの地を手にする。」

(=`ω´=#)「誰も助からない!そしてこの世界をただ一人で支配するのだ!!!!」

ミストの邪気が大気を震わせ、大地を揺らす。神々はそれぞれ思った。

助からない
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(= ω =)最後の地を落とし


(= ω =)剣を鍵として用いる


(= ω =)雷と炎


(= ω =)俺は海中の石の如く冷たい

目前で神が死にゆくのを見る
俺は力を集めたのだ、お前にもわかるだろう


ミストは周囲を見回した


(='ω'=)「骸が見える、神々の骸が…奴らが失った力を、俺は手にした!」


ポポフ「ヒィッ!殺さないでくれ!この地を奪おうとも、命は奪わないでくれ!あばば」
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(#='ω'=)「あーん?お前は俺をドライマールに送った者の一人。死 ね!!!」

ミストはついに支配者たる力を手にした

(='ω'=)「むぅ…4つの力は手に入れた…だがキャタピーはどこにいるのだ。生きているはずがない…生きていたとしても、長くはあるまいが…」


(='ω'=)「クク…ついに世界を手中におさめたぞ….com誕生だ!神は4人もいらぬ。俺だ!俺だ!俺だけだ!俺が神だ!ハーーッハッハッ!」

m9(=^ω^=)「ハンモ〜ッ!」


(メ´'ω'`;)「私は見た、終末がどのように訪れたのかを。私の力は消え、終わってしまった…風の街へと、駆けなければならない。彼らが私の傷を癒す、そして身を隠さねば…」


m9(=^ω^=)セレスティ