4 無名さん
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Kotaro Momoi

桃井 小太郎

何か用?……俺、急いでんだけど。

172p 12/24 B型
飼育委員 囲碁部 二年
NL/BL #778899 17.3.14〜


性格
*基 本的に無口で人見知り、クラスでも冴えないグループに分類される仲間だけで集う閉鎖的な世界が全ての人間。無類のゲーム好きでインドア派、趣味を優先し誘 いを断り続け交流を疎かにしたせいでやや捻くれて育ってしまった。善人やイケメン、生活が充実し真っ当に生きている人達を「一般人」と呼び、疎ましい存在 だと思っている反面、心の奥底では羨ましいと思う純粋な気持ちもかろうじて残っている。友人や同性の前では素直になれず悪態をついたり態度がデカく生意気 な節もあるが、押しには弱く友達思い。異性を前にすると急に大人しくなり、接し方など頭の中でぐるぐると渦巻き葛藤した末に一周回って素っ気なく振る舞っ てしまいがち。これまで関わりを持たなかったせいで高校二年生になった今でも異性は未知の生物と言う認識のようである。

備考
*共 働きで仲の良い両親と、全て正反対の出来過ぎた弟のいる家庭に生まれ、それ相応のコンプレックスを持ちつつ、それ相応に育ち今の性格が形成された。動物大 好き一家ではなぜか一人一匹のパートナー制度が存在し、実家では手間の掛からないハムスターを飼っていて、それが飼育委員を選んだ理由になっている。入学 と同時に六花寮に入寮、主食はカップラーメンとジュースとお菓子。勉学、スポーツは人並みで評価される兆しはない。唯一人より秀でていると思われる集中力 もゲームに費やす日々、拘束されていない時間は睡眠時間を除き全てゲームと向き合っている状態で、場合によって徹夜も厭わない。廃れかけたオンラインゲー ムの四天王に君臨し、その界隈でちょっとした有名人になった事が同性への態度のデカさに関係しているかもしれない。異性への興味はあるが極度の緊張や態度 が裏目裏目に出てしまい恋愛経験はもちろん皆無。囲碁部へ所属しているのは友人の誘いからで、最初こそ本気に取り組んでいたが部内で勝利を得るようになっ てからは情熱も注げなくなり、すっかり幽霊部員。

ロール
*(学 業終了の報せが校舎内を駆け巡るなり鞄からゲーム機を取り出し教室後方に集う仲間達、いつもなら輪の中心に居てもおかしくない自分がその光景を尻目に足早 に教室を出たのには理由があった。今日はオンラインゲームの月一回のシナリオ更新日、一刻も無駄にできない。そんな帰宅を急ぐ足が衝撃で止まってしまった のはそれから直ぐで、スマートフォンを片手に最新情報を収拾しながら歩くと言うマナー違反も棚に上げ、足止めを食らうはめになった原因を睨むべく視線を向 ければ舞い散る白い紙がまるでスローモーションの様、足元で尻餅を付き痛みを訴える女の子へと降り注いでいた。免疫のなさから女の子が可憐な花に見えてし まうのは仕方がない、未知との遭遇による突発イベントの発生に冷や汗を掻きつつ軽くパニックに陥るものの、頭の中でのみ葛藤した結果は無言のまま可及的速 やかに全ての資料らしき紙を回収し、焦りから自信が持つ処理能力を超える速度で、打ち込まれたページ数の順番に並べる事で。速やかに目的を終えたなら相手 の目は見ず半ば押し付けるようにして手渡し、謝罪もせずに即刻立ち去ろうと)おい、どこ見て歩いて…っ、……俺、急いでんだったわ。じゃ、そういう事で。


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