40 無名さん
6人兄弟の待望の7人目の子供の女児として、鈴丸家長女としてこの世に生を受ける。幼い頃から非常にやんちゃで運動神経に長けていた。フランス人である祖父の遺伝子を受け継ぎ人形の様な容姿をしていたため、両親は蝶よ花よと愛でたかった様だがそんな事も露知らず、兄達と外で暴れ回り毎日はしゃぎ回って、喧嘩上等怪我上等なお転婆な日々を過ごしてきた。小学校に入学後兄の影響で陸上を始めると、類まれなる運動神経が頭角を表しみるみるうちに兄や周りの上級生達の記録を塗り替えていき、その事により「身体を動かす事」に関して自信を持った後、武道全般、運動全般、その他身体能力を向上させるためのトレーニングを自ら始め、中学校入学時にはどんな不良でも泣き出し逃げ出してしまう無敵の修羅と化していた。しかし自身は道を間違える事無く真っ当な道を歩んできたため、有名な悪どい不良達を締め上げる「正義の味方」として名を馳せていき、その頃から警察の間で名前が有名になっていく。中学2年時にとある凶悪犯が当時住んでいた近所に潜伏しており、その犯人と偶然出くわし己の身につけた能力によりねじ伏せて逮捕に貢献した事により、試しにと機動隊への訓練の参加を勧められ喜んで参加する―が、その訓練も簡単にこなしてしまい、機動隊に所属する隊員達よりも更に優秀な成績を修め、中学卒業と同時に特例で機動隊へ所属しそのまま一気に昇格していき「平成の神風組」と呼ばれ、国内最強を謳う機動特殊部隊第0番隊に隊長として所属し、犯罪が蔓延る世の中を取り締まってきた。その姿は過去に存在した神風組の最強の隊士、沖田総太郎の生まれ変わりとまで言われていた。男の気配が全くなく、可愛らしい容姿から所属隊員達からは花の様な扱いを受けてきたが本人はまるで気づいていない。機動隊に所属していた際に起きた凶悪事件等により血液や死体は見慣れており耐性は強い。その場で冷静にとるべき行動を判断でき、死体の状況や傷跡等から「どのような人物」が「何を使い」「どのような状況」で殺害したかをなんとなく把握する事も出来る。しかし検死に関して専門的な知識はないため、なんとなくの範囲に逗まるレベル。