41 無名さん
Fyodor・Ur・Löwenheim


≫フィオドール・ウル・レーヴェンハイム
≫17歳 男
≫170cm 65kg

種族

混血

誕生日

05月06日

職業

高利貸し

外見


癖の一つとも無い杏色の髪は襟足を覆う長さ。繊細な鼻筋と薄い唇、短めの睫毛が縁取る垂れ目がちの虹彩は深く鮮烈な濃紅。成長途中ゆえにあどけなさを残す中性的な顔貌と、見掛けは今一迫力に欠けるが柔軟で靭やかな体躯を持つ。時折覗く両耳にはには瞳と同色の石が銀の土台に嵌められたピアスが輝く。私生活においてシャツとベスト、スラックスといった安価でも見目の良い衣服を好んでいる。

性格


浅ましきを否めぬ強欲さと、自分こそが至高という傲慢さを併せ持つ典型的な自己中心主義。自覚あっての我儘は何れも常軌を逸したものばかり。大胆不敵な暴君ぷりは些か幼さが覗くが、その実狡知に長け、目的の為ならば如何なる犠牲も辞さない卑劣な手段を用いる。守銭奴。引っ括めて唯我独尊の印象が強いが、人への執着しだいで下手に回る事もある。

武器


全長360mm、重量740g、装弾数12発のフリントロックピストル。製作者の銘を入れた銃床、真鍮と象牙の銃身には銀で描いた繊細なアズテック柄の模様が目を惹く。次弾に凡そ30秒の時間を要するものだが状況によっては変動する。逆手に持てば鈍器にもなる。盗品。

魔法


意図的にも偶発的にも対象が術者の特定の膚に唇を触れた瞬間、意思の弱いものや気落ちしてる人ならば精神的に術者の支配下に落ち、術者に服従を願わせる。キスは足先が最も効力が強く、背中、耳、手の甲の順で薄れていく。例え術にかかっても上記の条件を満たさない者、或いは強い精神力を持つ者、気合等々抗う事も可能(任意)。効果が持続するのは24時間のみ。

備考


嘗て栄華を極めた貴族の三男。没落後は貧困街で育ち、父親による虐待を受けていた。諸悪の根源たる父親が15歳の時に床に伏せって解放かと思えば、介護を余儀なくされている現状。父母に対する行き場の無い怒りを何時しか富のある貴族に向けるようになる。教育機関を卒業後は凡そ公に出来ぬ事情で得た多額の金と借金を宛に、元が取れる利息をつけた所謂悪徳な高利貸しとして動く。母が異性を魅惑する夜の悪魔だが受け継いだ特徴は真っ赤な瞳と劣化魔法のみで限り無く人間に近い生き物。