44 無名さん
Chako Kanbara
蒲原 茶瑚

やばば!まっじ可愛すぎっしょ!

152p 3/24 B型
図書委員 -- 二年
NL/GL #a25768 17.4.2〜

性格
*走りながら考える……否、走りながら走るタイプといったほうがおよそ正しい。ごちゃごちゃと考えることが苦手でその発言の逐一が配慮に欠け、また、他者の機微に疎い癖、承認欲求だけはとかく強い無作法者。自分に正直といえば聞こえは良いが、要は自律の精神が育まれなかった自己中な小娘である。喜怒哀楽の分かりやすいお調子者で鬱陶しい言動は多々あるも、単純故にかなり扱いやすい人間ともいえよう。情熱的ではあるが飽きっぽく移り気、流行りに流されやすいミーハー。人見知りせずどちらかといえば懐こいが、歯に衣着せぬ発言が目立つため敵を作りやすい。本人に悪気は全く無い上、諸々に疎い性質が災いして――あるいは功を奏してか――嫌悪感や苦手意識、敵意といったものに今のところまるで気付いていない模様。基本、負の感情に対すアンテナは不感。

備考
*派手な髪色にバッチリメイクは通常装備。華やかな顔立ちに憧れる地味顔で、早朝より行われる鏡とのにらめっこは最早日課となっている。カラコンを入れたり、付け睫をつけたり、アイテープをはっつけたり、素顔とかけ離れた顔面を素っぴんだと堂々宣う。趣味はバンドのおっかけとバイトだが、推しや職場をころころと変える辺り飽きっぽい性分が覗く。個人経営の焼肉屋が現在のバイト先、髪色・ピアス・化粧自由のその店でくるくると忙しなく働いている模様。座学が苦手で学力テストや試験の類いは赤点ギリギリの低空飛行が常。しかし、プライベートに費やす時間を取られたくないのか必要最低限の成績はキープしており、今のところ補習・補講を受けたことは無い。
人間関係においては距離感を掴むのがド下手な上に、何かとオーバーなリアクションを取りがちなため、しばしば顰蹙を買う。一応、男女共に交際経験はあるも騙されたり、貢がされたり、浮気をされたり、はたまたこちら側の浮気によって破局したりとあまり恋愛には向いていない様子。

ロール
*(友人との待ち合わせ場所に向かうべくバスに乗り込んだのは、とある休日の昼下がり。運良く空いていた席に腰を落ち着けて、先程、確認したばかりの時刻表を思い返す。目的地まで確か十数分はかかったはずだ。窓に側頭部を押し付けて欠伸を噛み殺す。春の陽気にあてられ、うつらうつらと船を漕ぎ始める自らを――当たり前ではあるが――気に掛けることのないバスに揺られること暫く。低音にてアナウンスされるバス停の名にパチリと目を開け、間の抜けた動作で辺りを見回した結果、そこが本日の目指すところであったと知り。『ドアが閉まります』なんて注意を促す渋い男声に、少し寝惚けた頭であってもふつふつと危機感というものが沸き上がって。勢い良く立ち上がった後、思いがけず大声を上げて仕舞い。そんな不作法を恥じる余裕すら失っている身は、ひとまずの下車を望んでまるで転がるようにバスの前方へと向かう筈で)っは、――…え、ちょ……ま、おおお、降ります降ります!すみません、降りますっ!