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また、もう一人の僕が顔を出した…
いつも不定期な時間に出てくるもう一人の僕
…血だらけの腕
…血塗られた剃刀
気が付いたら、いつもある。そして、自然と落ち着く。自然と眠りにつく。
その繰り返し…
楽なのかも…血を見たら落ち着くし…血を見ないと落ち着かない…
狂いそうなくらいに、もう一人の僕が残した痕を見て安心する僕がいる。
もっとしていってくれれば良いのにと思ってしまうこともある。
深く深く、傷を付けて
浅いものじゃ、物足りない…深く血が滴り落ちるくらいに切りつけないと落ち着かない…
(ID:kjY8ub)