46 無名さん
Midori Amadoi
雨樋 翠

お、おっほん!………僕に用事かい?

169p 6/3 O型
風紀委員 茶道部 二年
NL/BL #cd5c5c 17.3.16〜

性格
*穏やかでまったりとした優しい雰囲気の少年。何事にも楽しく、余裕を持って行いたいと思っているが、楽しい事や興味のある事一つに集中すると他が抜けてしまうタイプ。自分は器用なつもりであれもこれもと同時進行すると中々の確率で失敗する不器用。落ち着いた性格ではあるものの、落ち着きを上回る暢気な思考は情けないドジを呼ぶ原因となっており、見られた場合どうにか誤魔化そうとわたわたし始め尚格好が付かない。しっかりした人物になろうと本人的には心掛けているつもりなのだが理想の実現には程遠い様子。然程社交的では無いものの人当たり自体は柔らかく周りに気を配る方なので人に合わせるのは得意。八方美人という訳ではなく、自分の意志を通すところは通す芯の強さも持つ。あまり怒る事は無いが喜怒哀楽が分かりやすく特に嬉しい時はかなり顔に出る。

備考
*多忙な両親に代わり祖父母と暮らしていた一人っ子。飼っている雑種の猫にはいつも座布団よろしく座られていて懐かれている。一人称は僕。目上には適当な敬称を、同年又は年下へは男女関わらず君付けで呼び、鷹揚な口調で話す。学業に関しては国語が良い程度で他は並、運動能力においてもほぼ平均値であり芸術であれば書道がまあまあと言ったところで目立ったところがなく正しく平々凡々。時たま物凄く点が悪いことがあれば、大抵名無し提出や解答欄のズレが原因なのが殆ど。賑やかで楽しいのも勿論好きなのだが、元来大人しい方であり菓子を摘まみながら茶を啜り本を読むのが趣味。祖母に教えて貰ったことがありそれ故茶道部へ入ったが、茶菓子に釣られたというのも大いにある。姿勢は正しく背筋を伸ばし、制服も規定通りに着ている。規則に厳しい訳では全く無く、単に仕事が分かりやすそうだから、が風紀委員所属の理由。

ロール
*(西へと沈み行く夕日が窓ガラスを透し茜色に校内を染める頃。長い委員会の最中何度も船を漕ぎつつ、なんとか睡魔に屈せずに会議を終えられた安堵も合わさり隠しもせず大きな欠伸を一つ。帰宅しようと鞄を持ち廊下へと出緩慢な歩調で昇降口を目指す途中、備え付けの自販機前で足を止め。眠気覚ましに何か飲もうかと直ぐ側のベンチに適当に置いた鞄から財布を取り出し自販機のラインナップを上から順に眺めつつ小銭を取り出そうとしたところ、品選びに夢中だったのか手元を見ていなかった為かそれとも両方故か硬貨を落としてしまい。それに気付いたのは静な場に響いたチャリンと高い音のお陰で反射的に足元へと目を顔を向ければ丁度自販機の下へと転がっていったところ。思わずといった風に声を溢し、何か使えそうな物はないかと周囲を見回したが何もなく。通行人も見受けられずまた気配も無い、様な気がした為その場にしゃがみこみなんとか取り出そうと手を自販機下の隙間に突っ込み)
あっ……あー、困ったな。うーん…………ほっ、よっ!出て来てくれー頼むよ…。