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なに。ノブレス・オブリージュ……職務を全うしただけです。



アレクサンドル・エメアロイス・オードラント
男性/176cm/王立騎士院副院長
人間/28歳

性格
質実剛健を旨とするオードラント家にあって、派手好みのナルシストとして生まれつく。大抵の物事に対して無関心の名の下に大らかに接するが、この二点に関しては決してそうと認めず、指摘されても頑なに否定する。
笑い・怒りとも沸点はかなり低いものの、自身が貶されるとは夢にも思っていないため、その手の挑発に対してだけはやたらと強い。
備考
辺境領主の末っ子次男として生まれるが、実家の気風に合わず、また、自力での叙爵を望む気持ちが強かったために13歳になるや騎士院の門を叩いた。
上昇志向の強さに加え、頼りにされる自分に酔っているため職務には忠実にあたり、今の地位を得るに至る。
武器は左腰に提げた細身の長剣。柄・鞘に華美な装飾が施されているのはもちろん、刀身にも細緻な文様が刻まれている。斬撃よりは刺突向きで、片手持ちで使用することが多い。
レースやフリル、金糸、刺繍を多用した服装を好み、趣味と実益を兼ねた白手袋をはめている。
魔法
「錬金術(アルキュミア)」
触れている物を、黄金色に輝く金属様の物質に変える。
「右手で直に触れている」「一繋がりの存在である」という条件を満たせば同時に複数を対象に取ることもできる。継続時間は「触れている間」であり、手放した次のレスで元に戻る。
「意志を持つもの」および「魔力を帯びるもの」には一切の効果がなく、言い方を変えればそれらの判別にも利用できる。
ただし、対象の大きさによっては発現までに時間がかかったり、そもそも効果が現れなかったりもする。
普段は適当な棒・布などをそれなりの武器・防具として使うため、あるいは犯罪者の服を硬化させて捕縛の助けとするために使用している。
魔法は念じるだけでかけられるため、その前段階として対象に触れられるか、そして触れ続けることができるかが鍵。


こいつがAAAなん?