60 無名さん
■丘崎 みちる 2014年11月23日(日) 03時49分


(ホームルームの終了から時間を置かずに帰り支度を整えて教室を抜け、真っ直ぐに向かった先は写真部の部室。未だ部員が集っていないのを確認しつつホワイトボードに伝言を残すと貴重品のみウエストポーチに入れ、鞄を置き去りにカメラを手にして裏庭へと移動していき。落日が早くなった初冬の時分、16時も過ぎればオレンジが薄ら空を彩る頃合い。淡い光のカーテンが裏庭の木々にもかかり紅葉を一際美しく見せているのを見逃すはずもなく、すかさずシャッターを切るべくデジタル一眼レフカメラを構え。いざ角度を合わせてピントの調節を施したところでここぞとばかりに撮影した一枚は会心の出来には程遠く、唸り声を漏らしながら首を傾げることになり/↑)
なんか違うな…。
■七瀬 凜咲 2014年11月23日(日) 08時50分


(放課後になるも今日は珍しく生徒会も部活も無く手持ち無沙汰な状態。遅い帰宅に慣れているのか未だ帰る気分ではなく教室に残っていたクラスメイトとたわいも無い会話をして。少し陽が落ちる頃へと変わればクラスメイトと別れは鞄を持って校内散策を始め。不意に通り掛かった裏庭で一眼レフカメラを構えている少女を見つければ迷惑かと近付くのを一瞬戸惑い己の今いる場所から呟くだけに留めて/↑)
…一眼レフ、重そうだなあ。格好いいけど撮るの難しそう。
  com  mdr
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