7 無名さん
トトリのアトリエ アーランドの錬金術士2
あらすじ
『トトリのアトリエ』では、漁村のアランヤ村に住む少女・トトゥーリア・ヘルモルト(通称:トトリ)が冒険中に行方不明となった母ギゼラを探す旅に出て、錬金術士として、また、冒険者として成長していく物語が描かれる。
冒険者となることを決意したトトリは、冒険者にあこがれる幼なじみの少年ジーノと共にアーランドの街で冒険者登録をする。実際に与えられた冒険者の免許は3年間の期限付きの仮免許であり、免許更新のために一定のポイントを稼ぐ必要があった。
また、トトリは冒険者の少女ミミと出会う。最初は錬金術士が珍しいということで一方的に関心を持たれていたが、しだいにトトリとミミは親友になる。その他に、怪力の冒険者メルヴィアや元騎士のステルク、自称・異能の天才科学者マーク、そして、トトリの錬金術の師匠ロロナ(前作『ロロナのアトリエ』の主人公)が仲間となり、トトリの冒険を手助けしていく。
トトリが冒険者として功をあげていくなか、アランヤ沖に海竜フラウシュトラウトが現れ、船を襲っているといううわさが拡がる。そしてトトリの母も海に出て、船が海竜に襲われていたことを知る。その船は船大工だった父グイードの手によるものだったために、ギゼラが行方不明となって以来、グイードは仕事をしなくなっていた。トトリは海の向こうで生きているかもしれない母を迎えにいくために、父を説得し自分の船を造らせる。ミミや他の仲間とともに、母の後を追って航海する。そして、海竜を倒し、外海に出る。
トトリは、海の向こうの大陸にある最果ての村に辿りつく。この村の近くには悪魔の封印された塔があり、村人は生贄にするために集められたのだという。そこで、母ギゼラは復活しようとしていた塔の悪魔を封印し相討ちになったのだと聞かされる。トトリは父と姉に母の最期を伝えるためにアランヤ村に帰る。
帰りの船路には、悪魔を恐れた村の少女ピアニャが無断でついてきてしまう。ピアニャを連れ出したことを詫びるために再び最果ての村を訪れたトトリは、塔の悪魔の封印が解ける日が近いことを知ることになる。トトリは、塔の悪魔エビルフェイスを戦いをいどみ、完全に滅ぼす。これで母のことで決着をつけたトトリは、自分のためだけの冒険をはじめることにする。