7 無名さん
>>5
数多の少数部族が群雄割拠する肥沃な大地。百を超える種族と百を超える族長達が領土を争い、勢力図は絶え間なく動いていた。
近隣国はその流動的な情勢を把握するため、学府から各部族へ一名ずつ調査員を派遣した。
百を超える部族に百を超える調査員。調査員を煙たがる部族もあれば、歓待する部族もあれば、骨の髄まで利用しようとする部族もあるだろう。部族を野蛮人扱いする調査員もいれば、家族のように接する調査員もいれば、出世の踏み台にしか見ていない調査員もいるだろう。

まで考えた
ケモノっ娘はすはす