73 無名さん
神は我らと共に。

 イリヤ・ヴァシリエヴィチ(Ilya・Vasil'evich)

男 28歳 181cm/76kg

■異能■
雷を生み出す異能。小型拳銃を使用し、銃弾の形で射出している。有効射程は50mほど。
威力は着弾点周囲の局所的な筋痙攣や小型電子機器の破壊。連続して当てる度に痙攣の重症化や火傷をはじめ感電状のダメージを与えられる。弾倉1つで10発 分、弾倉を最高で4つ持ち歩くため1日の使用回数は40発。ダメージは当たった部位、状態に大きく左右される。水分が多く神経組織の多い所は効果が出やす く、絶縁性の高い物質で阻まれる。
発動の代償は痛み。1発撃つごとに胸部を締め付けられるような苦痛を味わう。痛みが引くのに最低1レス、発砲を続けたなら当然痛みは続いて集中力の低下や 手足の震え、20発発射した辺りでショック症状が現れ、全弾撃ち尽すと確実に行動不能となる。また道具を介さぬ放電は激痛によるショック死の危険を伴う。

■性格/備考■
度重なる死により自分のことを由緒ある王家の生まれだと信じ込んでいる。傲慢で鷹揚、周囲を見下しているからこそ生じる庇護欲を持った狂人。死の苦痛すら 王に連なる者の義務と割り切っている。ただ会話することに限れば大きな障害はないものの、本来持っていた人格は完全に失われた。
表を歩く際は安っぽいビジネススーツと左脇の下に隠した拳銃。異能を扱う際はオーダーメイドの背広にクラバットを飾った格好。弾倉を4つとフラスクボトルを収めたポーチをベルトに巻き、背広と同色のソフト帽をかぶる。
約10年前の東欧にて異能を得た軍人。正気でいる内は軍との二重生活を楽しんでいたが情勢が悪く頻繁に死に、半年経たずに正気を失い本国へ送り返され、失 踪。以来各国を転々とするも纏まった資金の出所は不明。大型の溜まり場が出たとの噂を追いかけ日本へ来たのは1年前、満宮市に来たのは秋の終わり頃。大型 の溜まり場や異形の者との接触が予想される場へは経口補水液入りのフラスクボトルを欠かさず持っていく。

■メモ■
花菱(はなびし)様 2016-12-03登録

■使用色■


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