Otmund zu Bahre


≫オトムント・ツー・バーレ
≫39歳 男
≫169cm 56kg

種族

ハーフワーム

誕生日

12月26日

職業

クアトル隊隊長

外見


赤く目付きの悪い三白眼。髪は濁った緑色で背中の中程まであり前髪も長い。普段は低い位置で丸く纏めている。服装は規定の軍服に白い手袋。

体はしなやかな筋肉で覆われ、蛇の如く滑らかな線を保っている。しかし逞しさとは無縁であり、そうした魅力は薄い。背中から四肢の末端にかけて竜の鱗が生え、臀部に蛇の尾のような短い隆起を持つ。

性格


気儘で合理主義者。相手の許容範囲を探りながら確実に自身の我儘を貫き、人に合わせる時も計算尽く。軌道修正した方が利になる時しか改めない。釣った魚にも餌をやるように心掛けているがいかんせん忘れがち。

武器


エストック

刃渡90cm、重量2kg。刺突専用の片手剣、大きな護拳があり相手の攻撃を逸らす事に向くが斬り結ぶ事は不得手。左腰に吊り下げ携行する。


ナイフ

刃渡り10cmの極めて薄く研がれた片刃。柔らかな肉を切る専門の道具。

魔法


ヴァイパーグランス

光源のない状態で物を見る魔法。物質同士の温度の違いを輪郭として認識し、視野を確保する。効果は二時間、一日三回まで使用可能。

夜間の活動に非常に適しているが発動中は色の識別はできず、温度変化を伴う魔法と相性が悪い。


デッドリー・ナイトシェイド

自身の血液を毒に変化させる魔法。毒は出血毒に分類され、致死率は低いが激痛をもたらす。時間経過の他、解毒剤や治癒魔法全般が効く。武器に付着させて使用することが多い。


レッド・ホット・ロード

自身を中心に半径10m内に火柱を発生させる魔法。直結20cm〜50cmまで調節可能、高さは3mが限界。一度に出現する火柱は20〜30cmまでなら3本、31cm〜49cmの太さは2本、50cmのものは1本となっている。

備考


バーレ子爵家の当主代理、遠縁の男児が成人するまで家を預かっている。他に兄弟姉妹はなく、先代当主と手足の無い竜の魔族との間に生まれた妾腹の子である事は見た目からして公然の秘密。幼少期は蛇の血を継いだと親類から手酷い扱いを受け、また自身の容姿について悩み続けたが士官として台頭すると同時に大幅に開き直り、現在の楽しみは部下の前で自身を蛇と揶揄し困惑させる事。愛国心こそあるが若過ぎる教皇に不信感を抱いている。