76 無名さん
死んでもまだ立て。お前はもうヒトじゃない。

 相見 彰邑(さがみ あきむら)

男 19歳 177cm/69kg

■異能■
身体能力(運動能力及び感覚精度)の増強。非戦闘時に人の二、三人を担いだり建物間を跳び渡る程度なら問題はないが、更に力の上限を引き上げると強化の度 合いに応じて理性が薄れ狂暴化していく。完全に自我を失い暴走する程の力を発揮すれば力の過負荷に耐えられず肉体が損傷、最終的には活動停止(死亡状態) する。
この異能のエネルギーは青い炎として視覚化され、強く力を解放している時に力んだ箇所や傷口等から漏れ出るのが見受けられる。

■性格/備考■
最近満宮市の外からやって来た異能者。5年程前に力に目覚め、異形を狩り溜まり場を浄化して各地を転々としていた。
寝食不要、代謝もしないのだから入浴頻度もそう高くないのを良い事に職と住所を持たない。社会的な生活と言うとごく稀に日払いのアルバイトをして必要金銭を調達するくらいで、彼の24時間365日は異形及び溜まり場の調査と対処に費やされる。
服装は闇夜に紛れて人目を忍ぼうと大方黒ずくめ。右の目元にほくろがある。
生まれは地方の村。10代半ばに勧誘者と出会うが、今自分が楽しければそれで良い思考の少年は世界の危機にも無関心で誘いの手を拒み、異能と無縁の平穏な 青春を過ごす。やがて人知れず故郷が溜まり場と化すも人口も人の行き来も少ない過疎地で他に異能者が居らず、不浄は溜まりに溜まって陰に傾き、ついに均衡 が崩壊したのが彼が19歳を迎えた時。凄惨な被害を出して村は壊滅し、溜まり場の影響を受けず一人生き残ってしまったところに再びあの日の勧誘者が現れ た。以来異能者となり、自責と後悔に追い立てられるように異形との攻防に全てを捧げて生きる。
使命の為には自らをも殺し、立場を受け入れ達観したような言動を取る。が、本能として備わった死への恐怖や痛みに対するショックは人間だった頃と変わらず、奥底にはどこか思い詰めたところがある。

■メモ■
甘食(あましょく)様 2016-12-04登録

■使用色■


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