8 無名さん
「はあ?別に怒ってねぇよ」
尾崎 七王

-Ozuki Nanao-
♂/23歳/大学院生/176cm/AB型/#ffee00
性格

いつも大体不機嫌そうな表情を崩さずぶっきら棒な口調を用いる尾崎だが、それはコミュニケーションを取ることが苦手という事を隠す為だけのフェイクで、極度の恥ずかしがり屋という事を除いては然程感情の起伏は激しくない。特に人の目を見て話す事が苦手で、いつもあらぬ方向に視線を投げている。それは、同性よりも異性に対しての方が顕著に見られる光景で、合コン等での第一印象は至極最悪である。交友のみならず恋愛においても、自分は来る者拒まず去る者追わずのスタンスなのだ等と豪語しているが、それもただ単に自分から他人との接点を見出せないだけ。しかし兄妹が多いからなのか、体育会系だからなのかは定かでないが、慣れてくると面倒見は良くなっていき少々お節介焼きな一面も垣間見る事が出来る。手を抜く所は抜き過ぎる部分があるが、凝る所はとことん凝るといった両極端な性質の持ち主なので振り回されないように注意して欲しい。

備考

一人称は「俺」、二人称は「お前」「名字呼び捨て」だが目上には敬称を付ける。体育大学の大学院に通い筋力トレーニングについて学ぶ傍ら、アルバイトとしてトレーニングジムでトレーニングの指導をしたりメニューをつくったりするトレーナーの仕事を学生ながらにやっている。将来はプロのトレーナーになる事が夢。自らはラグビーをやっており、トレーニングも週4で行っている為、全体的に硬く引き締まった身体つきをしている。ヒヨコよろしく髪を金色に染める習慣は高校の頃より始まり、最近後ろの髪が伸びてきてひとつにまとめるようにはなったが、小まめにケアをしているようで枝毛等は見られない。スポーツマンではあるが、3度の飯より煙草が好きで何度も禁煙を試みるも連敗している。酒も大好物で、焼酎瓶1本は余裕。家族構成は両親と弟2人、妹2人。実家から大学に通っている為、共働きの両親に変わって兄妹の面倒を見ている。子ども好き。今回はたまたま商店街の福引きで旅行券を当て、大学の夏休みとジムの休暇を利用して星屑町に来たのであった。

参考ロール

(橙の夕日に映える商店街は夕食の支度を整える主婦や学校帰りの学生で賑わいを見せており、時折客寄せをする商人たちの活気溢れる声が彼方此方から聞こえてくる。初夏の清々しい気候と相まってそれは本日の夕食の献立を考える自分にも良い影響を与えているようで自然と足取りは軽くなり、次々と手の内の買い物袋が増えていく。そろそろ帰宅しても良い頃合いかと腕時計に目をやろうとした刹那、横から今日一番の元気な声音を耳にするやびくりと肩を竦めてから其方に視線を投げて。ーー、福引き。白地の看板に朱の文字で大胆に書かれた其れに一瞬にして目を奪われると、先程買い物をした際に福引き券なるものを貰ったかもしれないと僅かに高鳴る鼓動を抑えつつ荷物を探り始めてみる。くしゃりと手に小さな紙が収まるのを感じては確認をしてみるとそれは紛れもなく福引きが一度だけ出来るという券で、子ども連れの母親が多い中で 男ひとりその列に連なってみるも、恥ずかしさに始終俯いていて結局福引きを回した時もはやく終わってくれという事以外は何も考えてはおらず、夢にも思わなかったのだ。そう、有名な観光地である星屑町の招待券が当たってしまうとは。カランカランと小気味良い鐘の音が辺りに響くと再び恥ずかしさが募っては早足に其処を立ち去る事であろう)…な、一等賞…?っ、ざけんなよ…、いや、嬉しいけど…ああ、どうも!行かせて貰うからもうその鐘を鳴らすのは止めてくれねえか!