81 無名さん
あ、じゃあ、お言葉に甘えて。
(問い掛けに対する返答を興味津々とばかりに身を乗り出したまま待ち相手の口元緩められるのに気付いて何が理由かと軽く首を傾げたところで告げられる提案に驚いてぱちりとゆっくりと一度瞬きし。問い掛けの回答得られず残念と思うよりも、そわそわとした態度で立ち上がり今にもこの場から去ってしまいそうな様子に勢いに任せてこくこくと首を上下に振って頷いて誘いを了承し。次いでの夕食の誘いにも驚いて呆気に取られてしまうも、嫌な気がするでは無く存外社交的で子供のように身振りをしつつ誘いの言葉掛ける彼が微笑ましくつい口元緩み、食堂ではどんな新たな彼の姿を見れるのだろうかと相手の言葉に乗っかる形で再度同じ言葉を繰り返し。まさか風邪対策の話から夕食を共にすることになるとは思わずなんだか面白いと笑み浮かべたままで自分もソファの上の荷物を手にして立ち上がり、自室に戻ってから食堂で落ち合うことを約束し)
うん、じゃあ…お言葉に甘えて。一度部屋に戻ってから、直接食堂に行けばいい?