84 無名さん
まいどどうも、相樂亭です。

 世逸(よいち)

男 18歳 179cm/65kg

■異形■
闇や影から濃紫の粒子を発生、それらは有機・無機に関わらず触れた対象に掛かる力や働きの遅速を操作する事ができ、回復力の促進や移動補助、相手には効果を逆手取り妨害として使用する。また、変幻自在なそれらを収縮させ足場や目眩ましとして利用する事も。ただし特性上日中での効果が薄く、その時間帯に用いれば光や炎を纏う攻撃の前では一瞬で霧散。相手に対する効果も発現しない事に加え、異形発動と共に右目から頬にかけて粒子を溢す空洞ができ右の視力は完全に失明、左目も数十pまで近付く事で漸く顔が認識できるまでに下がるため、常に薄く粒子を纏いその動きや乱れで不足した視界を補っている。黄昏時から徐々に視力と異形の力が回復し、日が完全に沈む事で完全に力が発揮される──のだが、すっかり朝型となってしまった生活で別の価値を見出だしてしまった現状では余り意味を成さないかもしれない。昼間は人間にも無害な異形だが、夜間に粒子を取り込めば肉体の活動が徐々に低下し昏睡状態へ。最悪の場合、そのまま死に至る。

■性格/備考■
無表情に違わぬ無関心・無感動を地に行き、どこかずれた感性も相俟って感情の波は並大抵の事では揺らぐ事がない。見方によれば落ち着いた印象を与えるものの、言葉足らずに加えて世間知らずなため突拍子もない発言を吐露し相手を驚かせる事だろう。こうすると協調性など一切見られないのだが、ひょんな事からラーメン屋を営む老夫婦の元に居候する事となり、店を手伝う中である程度の社交性を会得、常連客からは「看板息子だ」などと冗談を貰えるまでに。上背のある確りとした体躯に加え派手な見た目から、当初は関わる事に難色を示していたご近所さんも最近では受け入れつつあり、周囲から(一部間違った)知識を取り入れ店主の言いつけを守りながら、意外と上手く社会に溶け込んでいる様子。生活の基準が朝となった為弱まった能力も出前の配達には充分役立っており、人に見えないのを良い事に良く利用している。カラー時の服装は全身黒ずくめに小さく店名が刺繍された濃紺のエプロンを着用するのが常で、モノクロ時は軍服に腰まであるマント姿。種の違いや老若男女に関わらず態度は一貫していて、リコリスに対しても同様。

■メモ■
喜劇(きげき)様 2016-12-31登録

■使用色■
世逸

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