90 無名さん
1Gの重さ、思い知りなさい



リラ・アバティーノ



性 別: 女
職 業:鑑定士
年 齢:22歳
身 長:162cm
種 族:ヒューマン
羽ペン:#9079b6
ピアス:


〈性格〉
純然たる守銭奴。極稀に情のようなものを覗かせる時もあるが、基本的には金になるかならないかを物事の判断基準としている。財宝についてもその金銭的価値にしか興味は無く、学術的価値や美しさ等には目もくれない。このように金銭に関しては強欲であるが、粗暴なやり口は好まず己の手を汚す事も嫌う。関心の無い事柄に対しては冷淡であり、意見を違える相手には高慢とも思える態度を取る事も。無表情が常で、笑顔を見せる事は滅多に無い。個人主義者であり人間関係の構築には利害の一致が優先されるが、仲間や親交を深めた相手には真顔で冗談を口にしたりもする。

〈備考〉
王都ヴァルハラで栄えた商人の家の娘。父から「これからは貨幣の時代だ」という教えを繰り返し説かれた事により、立派な拝金主義思想が形成された。自分自身で直接財宝を手に入れて売り捌いた方が儲けが出るのではないかと薄々考えていたところ家督を成人した弟が継ぐ事となり、これを機に冒険の世界へと身を投じる事となる。ギルドへ所属したのは、自分一人の能力では限界がある事を察していたため。商家にいた頃の経験を生かし、ギルド内では手に入れた財宝の真贋や金銭的価値の鑑定を行う。魔法は水属性及び氷属性の魔法を得意とするが魔力は然程強くはなく、氷の欠片を作り出しても殺傷能力は低く威嚇射撃に使える程度。そのため氷の壁を発生させて攻撃を防いだり、霧を作り出して身を隠したりとサポート的な役割での使用を主としており、それは「直接攻撃するよりも後方支援にまわりたい」という本人の嗜好とも合致している。護身用として、レイピアよりも更に軽く細身なスモールソードを携行。趣味は金庫の中の札束を数えること。日々宝物庫の点検を怠らない彼女は、ギルドの金庫番とも言えるかもしれない。普段は首の詰まった上着にロングスカートを着用している事が多く、動きやすさよりも品が良く見えるかどうかを重視している。冒険者としては駆け出しであり、モンスターや魔法についての知識はまだ浅い。