90 無名さん
<接触ロル>
「ふぅ〜まだまだ暑いわね」
土曜日の放課後、掃除を終えて帰り支度しながらメアリーは汗を拭い
「ねぇイヴ。明日、ギャリーの誕生日らしいわよ。知ってた?私、昨日の夜、初めて知ったの。これから、一緒にプレゼント買いに行かない?ほら、私も色々とお世話になってるから、これ位はしてあげても良いかなって思って…」
普段、ギャリーの事をヘタレだの何だのと悪く言うメアリーが、珍しくギャリーの為に何かをしようと言い出す。
その時、メアリーの携帯に着信が入り
「あ、メアリー?ギャリーだけど…もう、お昼ご飯買った?アタシ、今日ちょっと帰りが遅くなりそうなのよ。晩御飯作るの遅くなりそうだから、待てそうになければ、お昼と一緒に何か買って適当に食べてて頂戴?」
「判った。じゃあ、ギャリーの分もお弁当買って来てあげる。1人分作るの面倒でしょ?今からイヴとどっか寄って来るわ」
そう言いながら、メアリーはイヴに視線を向け
「あ、ギャリーちょっと待ってて…」
メアリーは携帯をイヴに差し出し
「最近、ギャリーと会ってないでしょ?ギャリーに何か話す事あったら、ついでだから話したら?仕事中みたいだから手短にだけど…」


以上よ。


どうしろと。