93 無名さん
さあ、ショータイムですよ。

 アジュール(Azure)

男 26歳 180cm/66kg

■異形■
左手の人差し指から一般的な弾丸サイズ程度の球体を放つ。純粋なエネルギーの圧縮体であるそれは淡く青黒い光を帯び、スピード、威力共に拳銃によるものと 大差ないが、弾丸という証拠を残さない点が唯一に等しい差異。指先に熱量を集めてから発射可能な状態になるまで要1ターン、その後5発まで連射可能。6発 目を放つまでには再度1ターンの「溜め」を要する。放たれたものは一直線にしか飛ばないため優れた動体視力と反射神経さえあれば避ける事も可能であるは ず。エネルギーの出所は無論己の体力、気力であり、加えて放出時の反動により左腕への疲労とダメージが蓄積されていくため、戦闘に支障なく使用できるのは 精々15発が限度。それでも動作や感覚が鈍る、痺れる等の症状は表れる。いつだったか調子付いて普段の2〜3倍力を使った際はその後数日左腕が全く動かな くなるという事態に見舞われた。以来1日に2桁を超える数の弾を撃った事は一切ない。異形の行使中、及び興奮状態に至ると左眼の奥に青い光が明滅する。

■性格/備考■
穏やかな笑みと丁寧な口調を常備した、見てくれだけは品行方正な青年。その実よくよく観察するまでもなく主観的で自己中心的な思考や言動が多々見受けられ る。殊異能者については憐れで滑稽な親愛なる玩具等と称して憚らないが、性質の悪い事に本人には欠片の悪意もなく、それすら一種の友情、愛情の表現と開き 直る始末。「首が好きだ」と触れ回り、一般人と接触する術を得てからは彼らさえ対象として隙あらば眺め、触れたがり、所謂首フェチを公言する。というのは 建前で、実際は首を絞めるのが好き、更には首を絞めた時に両手に伝わる感触と相手が浮かべる苦悶苦渋の表情が好きだという、早い話がただの異常者。眺めた り触れたりするのは品定めの段階に過ぎず、過去の異形の酷使から自身を戒めている事も、片腕が使えなかったお陰で満足に首を絞められなかったから、という 後悔に由来する。退屈嫌いでもあり、あまり一所に留まる事をせず、最近満宮市にやって来るまでは国内外を問わず面白いものを探し回って各地を転々としてい た。モノクロ状態にある時は一張羅ともいえる、白いシャツに黒のパンツ、ストライプのベストと蝶ネクタイ、ついでに白手袋と丈の短いマントという奇妙な出 で立ちであるが、流石に悪目立ちすると分かっているのか人目に触れる際には年相応の若者ファッションらしきカジュアルな装いに変わる。どんな格好であって も常に何かしらの手袋を装着しているが、心から魅了された相手に対しては素手で絞首を行うらしい。

■メモ■
リブ様 2016-12-10登録

■使用色■


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