■八重樫 郁　2014年11月23日(日) 17時42分


(十一月も下旬ともなれば朝の空気は冷たく透き通り凍るよう。冬本番にはまだまだとはいえども流石に防寒具の着用をすべきと思わしき気温は耐え難くなり始めてきており。不精をして出さずにいたコートだったが昨夜漸く箪笥から抜いて手入れを済ませたことで、本日はきっちり防寒が完了されて。羽織ったコートのポケットに手を突っ込み登校する最中、昇降口に向かい学園の校庭を横切る中でふと見遣った先には風に揺れるコスモスの群れ。普段は見向きもしない花壇を彩るその桃色が視界に飛び込んだことで、ちらつくそれがやけに気になりつい足を止めひとりごち/↑)昔植えてた気がする。
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