私の可愛いお姫様と、君へ

再び姿を消してしまった君達が、今でも忘れられないよ。
毎日寒いが、風邪を引いたりしていないだろうか…元気にしていると良いんだが。
捜索をかけようかとも思ったが、私達の力不足で居なくなってしまったのなら…と思ったら探す勇気が出なくてね。情け無いだろう。
しかし諦めきれず、此処にほんの僅かな希望を託そうと思ったんだ。
今でも、君達を愛しているよ。君達との時間は本当に幸せだった。
宿もそのままだ。いつか、また…などと思ってしまっている。
また、私の可愛いお姫様とガーデニングを楽しみたいな。
ハンジの帰りを待ち侘びている娘も居る。

とにかく…どうか、君達が元気に過ごせているように。