1 リヴァイ

雨男より。

あぁ、クソ。気持ちが昂って仕方無ぇ。恋文…と呼べる可愛らしい代物でもないが、書き殴って発散しようと思う。

季節は巡り、ふざけたあだ名を戴くほど着込んでも寒い今日、
四ヶ月目を迎えた。
素直に…嬉しい。
今夜の星を、月を、息の白さを。全て色つきで記憶しておきたいと願うほどには…浮かれている。

俺の可愛いお前、
頼れる年下の恋人、
時々なにを言ってるのかよく分からない面白さを含めて、お前が好きで好きで、堪らねえよ。
…エレン。
5 リヴァイ
おめでとう。

なにが、とはお前ひとりが分かっていればいい。
大威張りでたった二人のパレードを、今日は祭りだ、俺はバカみたいに歌うぞ。諸々覚悟しておけ。

おやすみ、エレン。
またあとで。
6 エレン・イェーガー
合いの手にはギョッとされてしまったけど、可愛いリヴァイさんが大好きです!

雨男卒業、晴れ男誕生の日ですね!
ほんとにすごくすごく楽しくて、人生で一番幸せな一日でした!

好き好き大好き愛してる!
ずっと一緒にいてくださいっ。
7 リヴァイ
お前のために焼いたクッキーは……口の中に入れると噛まなくても消える謎の物体に。

うまくいかない、空回りする、何故だ。いつもは出来てた、出来る筈だろうが。

恋の病だねと笑った眼鏡の悪友に返す言葉が無いほど…失敗だこのクッキーは…。


やはりお祝いと言えばケーキって暗示だな…。
8 エレン・イェーガー
お店で買ったみたいに美味しいクッキーに腰抜けそうでした。
一人で絶品おにぎり食べながら、こっそりラップに包むの忘れたことに、後悔のしょぼしょぼをしています…。

美味しいのも楽しいのも、あっという間に終わってしまいますね。だから余計に、リヴァイさんともっと一緒にいたいと思っちゃいます…。
いつも欲張りでごめんなさい。

好き好き大好き、愛してる。